皆様、こんにちは!世間では、我が巨人軍の野球賭博が問題となり、大変なニュースになっていますね。自身が出場する試合や大リーグ、そして甲子園などでも賭博が行われ、野球界としては禁止されている問題に手を出してしまったことにより、日本野球界から解雇となってしまいました。日本の賭博には数々のルールがあり、最近ではサッカーのtotoが認められサッカー賭博として実行していますし、他には競艇や競輪、そして競馬といったものがあります。

しかし、そのどれもが国の許可を得て、公式のルールの下に参加する選手が管理されて行われているもので、今回の野球に関しては、そういったルールがない状態での賭博となり試合における詐欺に繋がる大きな問題となります。オリンピックに向けて野球くじも発案に挙がっている中での問題発生に、野球界だけでなく日本スポーツ界全体として、再度見直し、公正なスポーツと、スポーツとしてのスポーツ振興くじを実行して欲しいと思います。これから、色々なプロスポーツ界を目指す子供達にとっても、それを望みます。

このような話が出ましたので、競馬界のルールを簡単に説明させてもらうと、騎手はレース前日には競馬場、もしくはトレセン内にある調整ルームに入ることが義務づけられています。そして、外部とは連絡しないよう、通信機器などが管理されます。その上、レースにおける勝馬投票はできず、騎手だけに限らずJRA職員からバレットなど競馬関係者は皆、購入することができません。ただ、JRA所属の馬が参加しない地方競馬では購入できるんですよ。そういったルールを敷き、少しでも公正な競馬を行っています。

そんなルールの元、行われるからこそ、ロマンがある競馬の先週を振り返りましょう。土日合わせ4つの重賞が行われました。その中でも、古馬戦線を占う上で、重要となるアルゼンチン共和国杯では、菊花賞3着に入り、1000万下クラスから3連勝でゴールドアクターが大雨の中、制しましたね。父スクリーンヒーローにちなんだ名前を持つ、名俳優がここを勝ちきったことにより、混戦が予想される天皇賞にも大きな影響を与える結果となるかもしれません。

ゴールドアクター

レースは大雨で荒れた馬場の中、スズカデヴィアスがハナを奪い、それに続くようにメイショウカドマツ、ゴールドアクターが続きました。そして迎えた4コーナーでは重くなった馬場もなんのそのとゴールドアクターがゴール前でメイショウカドマツを捉えて見事勝利しました。あの馬場で、あれ程の走りができると言うのは、本当に力をつけてきたなと言う印象を持ちましたね。また鞍上の吉田隼人君は、トップクラスの技術を持っているだけに、今回の勝利で自信を持ち、他のトップジョッキーたちを全て負かしていくんだという強い気持ち持って今後、戦って欲しいと思います。私は、本当に隼人君は上手いと思いますよ。そして、3着に敗れたとはいえレーヴミストラルの、あの重い馬場の中で繰り出した豪脚は、今後目が離せない存在になりそうですね。新たな芽が、少しずつ咲き始めたことにより、競馬新時代はまもなく到来かもしれませんよ。

AR共和国杯

そんな新時代は牝馬界でも来るのか、今週日曜日には京都競馬場でエリザベス女王杯が行われます。毎年、この季節になると、過去の私の勝利を思い出すのですが、昨日、息子からふと送られてきた物を押してみると第13回のエリザベス女王杯が流れてきました。
参照Youtube:https://www.youtube.com/watch?v=mkDJhl0nZgs

この動画には、今は角居厩舎で働いている全史(まさふみ)も映っており、本当に懐かしくなりました。当時は一人で競馬を観にきていた息子の前でどうにか一矢報いたいと思って乗っていましたが、この動画を見ると、あの抜群の手ごたえと勝利した時の興奮が未だに思い出されます。そんな興奮を今年は誰が手にするのか、予想していきましょう!

まず、注目を集めるのはヌーヴォレコルトになるのではないでしょうか。近走では勝利から遠のいていますが、今回は得意の距離だけに去年のリベンジを狙っているのではと思います。その他にもライアン・ムーア騎乗のラキシスタッチングスピーチなども人気になりそうですね。そんな中、私の狙い目は折り合い次第でスマートレイアーを挙げたいですね。前走では、少し狭くなる不運がありましたが、今回は外回りということもあり、じっと内ラチを背負い、出すことができれば!と思っています。その他にも好調が続く蛯名君のマリアライトに、最近の走りが本格化してきたリメインサイレントも侮れないと思っています。

日曜日は雨予報ですが、荒れた馬場を味方にし、歓喜の雄たけびを上げるのはどの馬か!?それぞれが懸ける、思いのぶつかり合いは是非、京都競馬場で確認してください!!