ラブミーテンダーがロケットスタートから逃げ切り…東京新馬

11月1日(土)、4回東京8日目4Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・ラブミーテンダー(牝2、栗東・高野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:27.5(良)。

2着には1馬身3/4差で3番人気・マハロマナ(牝2、美浦・水野厩舎)、3着にはクビ差で4番人気・アキトフォルテ(牡2、美浦・尾関厩舎)が続いて入線した。

抜群のスタートからすかさずラブミーテンダーがハナを切ると、ユンゼイが2番手、マハロマナが3番手付近を追走。アキトフォルテは外目からジワッと進出する。
9頭ほどが先頭集団を形成する形で直線を向いたが、ラブミーテンダーの手応えは終始楽なまま。2馬身ほどリードを引き離すと、後続を寄せ付けず逃げ切りを決めた。

勝ったラブミーテンダーは曾祖母が1982年のエリザベス女王杯を制したビクトリアクラウン。母のフォーチュンワードは芝で3勝を挙げたが、当馬はダートの短距離で初陣を飾った。
馬主は飯田正剛氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「優しく愛して」。

1着 ラブミーテンダー(岩田騎手)
「ゲートが速いと聞いていましたが、あそこまで速いとは思っていませんでした。道中もエキサイトせず走っていましたし、最後はフワフワしながらも楽でした。強かったですね」

2着 マハロマナ(戸崎圭騎手)
「まだ精神面で幼いところがありますけど、砂を被っても大丈夫でしたし、よく頑張っています」

3着 アキトフォルテ(ルメール騎手)
「ゲートで驚いて出遅れましたが、その後は上手く運べました。クセがなくコントロールもきいて乗りやすい馬です。パワフルな動きをするので、ダートも合っています」

4着 ブランニュー(西村騎手)
「入厩当初から難しい面を見せていた馬ですが、厩舎サイドが上手く調整してくれたおかげで、今日は思っていた以上に良い形の競馬が出来ました。まだカーッとする面はあるので、注意は必要ですが、良いものを持っていると思います」

5着 サンタナブルー(柴田大騎手)
「調教では気難しい面を見せていましたが、競馬では大丈夫でした。砂を被っても問題ありませんでしたし、使って次が楽しみです」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ラブミーテンダー
(牝2、栗東・高野厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:フォーチュンワード
母父:デヒア

ラブミーテンダー

ラブミーテンダー

ラブミーテンダー


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