【ハイセイコー記念】ルースリンド産駒ストゥディウムが重賞連勝!

11月12日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第47回 ハイセイコー記念(S2)(2歳 定量 1着賞金1800万円 ダート1600m)は、石崎駿騎手騎乗の5番人気・ストゥディウム(牡2、船橋・矢野義厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:41.7(良)。

2着にはクビ差で3番人気・オウマタイム(牡2、船橋・林正人厩舎)が入り、上位2頭が12月17日(水)に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿(Jpn1)への優先出走権を獲得。
3着にはアタマ差で8番人気・ヴェスヴィオ(牡2、大井・鈴木啓厩舎)が続いた。1番人気に支持されたラッキープリンス(牡2、浦和・小久智厩舎)は8着に敗れている。

ルックスザットキル、ジャジャウマナラシの2頭にオウマタイムが追随し3頭の先頭争い。ヴェスヴィオはそれらを見る形で4番手の内々を追走し、ラッキープリンスは5番手からレースを進める中、ストゥディウムは最後方待機の態勢に。
4コーナーでオウマタイムが先頭に立ち直線へ。外へ持ち出したヴェスヴィオが懸命に迫り2頭の叩き合いとなるが、残り200mを切って一気に末脚を伸ばしたストゥディウムが大外からまとめて差し切り優勝。2着争いはオウマタイムが制し、終わってみれば前走で重賞を制していた2頭のワンツー決着に。

勝ったストゥディウムは前走の平和賞に続いて重賞連勝。重賞勝ち馬ながら5番人気と伏兵扱いだったが、その評価を跳ね返し、鮮やかな差し切り勝ちを収めた。

父ルースリンド、母ルナマリアは共にストゥディウムが所属する矢野義幸厩舎ゆかりの馬。父は中央で未勝利ながらも、南関東移籍後は9歳まで息長く活躍し、重賞4勝の実績。中央馬相手にも善戦を繰り広げた。馬主は(株)Nicks、生産者は様似町の清水誠一氏。

ストゥディウム
(牡2、船橋・矢野義厩舎)
父:ルースリンド
母:ルナマリア
母父:ジェイドロバリー
通算成績:7戦3勝
重賞勝利:
14年ハイセイコー記念(S2)
14年平和賞(S3)

ストゥディウム

ストゥディウム

ストゥディウム


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