トピックスTopics
【フェブラリーS】勢い十分アルヴィス「動き、時計とも完璧」
2015/2/18(水)
18日、フェブラリーS(G1)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。●前走、すばるSで1着のレッドアルヴィス(牡4、栗東・安田隆厩舎)は助手が騎乗して坂路で追われ、馬なりの手応えでフィニッシュ。キビキビとしたフットワークで4F55.1-39.8-25.4-12.5秒を叩き出した。
「中1週なんで上がり重点で。ええ、動き、時計ともに完璧ですね。前走はあと1F地点で“勝った”と思えた。まだこれから力をつけるところはありますが、気性面はどっしりとしてきましたね。まだ伸びしろもありますから」と安田隆行調教師は納得の表情。東京のマイルは重賞のユニコーンSを含む2勝。この勢いは無視できない。
●前走、ファイナルSで1着のコーリンベリー(牝4、栗東・柴田見厩舎)は松山弘平騎手を背に坂路で4F53.9-39.6-25.2-12.1秒をマーク。終い重点で全体の時計は控えめながら、鞍上が気合を付けると鋭く反応。馬なりのままラスト1Fは12秒1の瞬発力で登坂した。
「今週は輸送もあるし坂路でサッと。馬なりでしたが、ビュンって伸びてましたよ。ええ、いい状態に仕上がってきたと思います。相手はかなり強力ですが、この馬もやることはひとつなんで。スタートは速いし、行くだけ行きますよ」と古川調教助手は逃げ宣言。コパノリッキーとの先手争いが楽しみになってきた。
●前走、根岸Sで16着のシルクフォーチュン(牡9、栗東・藤沢則厩舎)は助手が騎乗してCWコースを単走追い。大きな上積みこそないが、6F82.4-65.4-51.5-38.7-13.1秒を馬なりでマーク。活気ある動きを見せている。
「折り合いもついてたし、このぐらいでいい。そんな間隔もあいてないし、もういい年齢やからな。しっかり疲れを抜いてやらんと。今? 馬は元気だぞ。競馬にいけばやる気も見せるしな。スタートして下手に仕掛けるとハミを噛んで力んでしまう。こないだもそうやろ。前から離されてもいいから、後ろでジッとしてもらいたい。そう、直線勝負に懸けるしかないんやから」と長厩務員。このレースは4年連続の出走で、12年には銀メダル。いつものポジションから古豪の意地を見せるか。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/4/28(日) 【青葉賞】伝説よ再び!キタサンブラックの弟シュガークン&武豊騎手が勝利
- 2024/4/28(日) 【ユニコーンS】エンジン全開で突き抜けた!ラムジェットが3連勝で重賞初制覇
- 2024/4/28(日) 【天皇賞・春】横山典マテンロウレオの出方に注目!「絶好ポジション」から浮上した展開注目馬
- 2024/4/28(日) 【天皇賞・春】この春も絶好調!元ジョッキーの谷中さんが推す"京都巧者"!
- 2024/4/26(金) 馬術大会に出場します!!【高田潤コラム】
- 2024/4/26(金) 土日ともに京都で騎乗!天皇賞・春はドゥレッツァ、ユニコーンSはミッキーファイトとコンビ【戸崎圭太コラム】
- 2024/4/26(金) 【天皇賞・春】4戦続けてG1競走1~3着ズバリ!神予想連発アンカツの「戸崎圭太ドゥレッツァ」評
- 2024/4/26(金) 自厩舎の愛馬モアニとオークスの切符を掴みにスイートピーSに挑む!【永島まなみコラム】