【POG】アルーアキャロルが人気に応え7馬身差の圧勝 …東京新馬

11月7日(土)、5回東京1日目6Rで2歳新馬(ダ1600m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の1番人気・アルーアキャロル(牡2、美浦・新開厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:39.1(良)。

2着には7馬身差で6番人気・モンスターキング(牡2、美浦・武井厩舎)、3着にはハナ差で2番人気・ナンヨーアーミー(牡2、栗東・清水久厩舎)が続いて入線した。

抜群のスタートを切ったのはナスノフラッシュ。しかし、それを制して内からモンスターキング、オニノヘイゾウがハナを主張。馬群は詰まって、トーアアサヒ、レディカリーナ、外からジョルジオ、その馬群の最後方にアルーアキャロルが構える。3馬身程間隔をあけて、ナンヨーアーミーが追走する形。
一団となって直線へ。ハナを切ったモンスターキングが早めの仕掛けから後続を引き離しに掛かる。先団につけた馬は脚が鈍る中、先頭集団の後方で競馬を進めたアルーアキャロルが騎手の合図に素早く反応し、先頭を捕らえにかかる。そこからは他馬と全く違う脚色で、力の違いを見せつけて優勝。

勝ったアルーアキャロルは抜群の調教内容から1.7倍の1番人気に支持され、近親にJBCスプリントを制したタイセイレジェンドがいる血統。クラブ募集価格は1,800万円。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「魅惑する祝歌」。

1着 アルーアキャロル(大野騎手)
「まだ体を持て余している感じはしますけど、攻め馬でも良い動きを見せていましたし、競馬でも軽く動けました。遊びながらでしたが、強い勝ち方でしたね。これから順調にいってくれればと思います」

2着 モンスターキング(蛯名騎手)
「ペースも恵まれて上手くいった部分はありますが、よく走っていると思います。まだ体に芯が入っていない感じがしますけど、走る気持ちはありますしセンスは良いですよ。これからしっかりしてくれば良いですね」

3着 ナンヨーアーミー(C.デムーロ騎手)
「ゲートの出は良かったですけど、芝部分で行き脚がつかずキックバックも気にしていたため、あの位置からになりました。最後はよく詰めていますし、次は期待できます」

4着 ホワイトルーク(シュタルケ騎手)
「大きな馬で脚元に負担がかかりやすいこともあってか、右前を気にしている様子はありましたが、能力、スピードなど才能は素晴らしいものがあります。これからが楽しみです」

5着 ダイワネーブル(北村宏騎手)
「まだまだ緩さがあってオクテのイメージがありますけど、今日はよく走っていると思います。前半はこの馬のリズムで運べましたし、終いもそれなりに脚を使えました。これから徐々に良くなってくると思います」

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アルーアキャロル
(牡2、美浦・新開厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:タバスコキャロル
母父:トニービン

アルーアキャロル

アルーアキャロル

アルーアキャロル


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