【POG】末脚伸ばしたメートルダールが接戦を制して連勝!…葉牡丹賞

12月5日(土)、5回中山1日目9Rで葉牡丹賞(芝2000m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の3番人気・メートルダール(牡2、美浦・戸田厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:02.6(良)。

2着にはハナ差で4番人気・ヒプノティスト(牡2、美浦・奥村武厩舎)、3着にはクビ差で8番人気・リッチーリッチー(牡2、栗東・友道厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレヴィンインパクト(牡2、栗東・池江寿厩舎)は7着に敗れた。

クラウンスカイがすんなりと先手を取って後続に2馬身ほどリードを取って逃げる展開に。2番手以降は一塊、ウインシンフォニア、ゲッカコウなどが2番手集団を形成しその直後をリッチーリッチー、ファスナハトが追走する。レヴィンインパクトは中団やや後ろの10番手、さらに後ろにヒプノティスト、メートルダ-ルと追走していく。
直線に入ってもクラウンスカイが先頭をキープ。2番手からウインシンフォニアがこれを捕らえにかかるが、その外からリッチーリッチーとヒプノティストが脚を伸ばしてくる。しかしその更に外からメートルダールが一気に追い上げ、最後の100メートルは先に伸びたヒプノティストと一騎打ちに。戸崎騎手の懸命のムチに応えメートルダールがヒプノティストをハナ差競り落とした。

勝ったメートルダールはこれで3戦2勝。新馬戦こそ3着に敗れたが前走の未勝利戦から連勝となった。本馬の半姉にあたるアールブリュットも本日の中山競馬最終レースに出走する。同日同競馬場での姉弟勝利となるか注目である。
馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「芸術の匠。仏における、日本の人間国宝に相当する称号。」

1着 メートルダール(戸崎騎手)
「前走より素軽くなり、馬が良くなっていましたよ。いい脚を使えました。これからも楽しみですね」

4着 マツリダバッハ(蛯名騎手)
「終いはいい脚を使っている。もう少し早めに抜け出せたら。レースを覚えてくれば、もっと走ってくるよ」

5着 ゲッカコウ(津村騎手)
「直線で詰まってしまいました。乗り味が良く、走ってくる馬です」

6着 ウインシンフォニア(三浦騎手)
「控えても自分のリズムで運べた。折り合いが付き、上手に競馬ができたよ。東京のほうがいいと思うけど、馬格があり、これから良くなりそう」

8着 コスモプロテア(柴田大騎手)
「もっと伸びると思ったのですが。前走と感触が違い、ぐっとこなかったですね」

葉牡丹賞の結果・払戻金はコチラ⇒

メートルダール
(牡2、美浦・戸田厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:イグジビットワン
母父:Silver Hawk
通算成績:3戦2勝

メートルダール

メートルダール

メートルダール


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