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【POG】ダービーに向けて!3歳牡馬G1出走ボーダーライン
2016/2/12(金)
先週のきさらぎ賞(G3)はサトノダイヤモンドが後続に3馬身半差をつける圧勝。走破タイムはレースレコードとなる1:46.9とこちらも優秀。「5億円対決」に終止符を打ち、クラシックに向け大きな前進となりました。鞍上のC.ルメール騎手は先週までに22勝を挙げて全国リーディング1位。皐月賞TRの弥生賞にはマカヒキで参戦と有力馬が集まっています。果たしてクラシックにはどの馬に騎乗するのかにも注目です。
【今週の注目出走馬】
日曜東京で行なわれる共同通信杯(G3)は、近年クラシックへのステップレースとしての価値をどんどんと高めています。
というのも、昨年の1、2着馬リアルスティールとドゥラメンテは、皐月賞では着順が入れ替わったもののワンツー決着。ドゥラメンテはダービーも制して2冠を達成しました。一昨年の勝ち馬イスラボニータは皐月賞1着からダービーでも2着。12年の勝ち馬ゴールドシップは皐月賞を、2着ディープブリランテはダービーを制しました。今年は2頭の重賞ウィナーが登場。ここでいい結果を残してクラシックへつなげられるでしょうか。
ハートレーはホープフルSを勝ってここまで2戦2勝。無傷の3連勝での重賞連勝を狙います。前走は新潟2歳Sの勝ち馬ロードクエストに1馬身1/4差をつける完勝でした。今回はF.ベリー騎手の騎乗停止に伴い急遽横山典弘騎手に乗り替わりますが、特にクセのある馬ではなく問題はないでしょう。サンデーレーシングでの募集総額は1億円とデビュー前から期待が大きい馬でしたが、ここを勝ってクラシックに王手となるでしょうか。
東スポ杯2歳Sを制したスマートオーディン。その前走は今回と同じ10頭立てを9番手から追走、上がり3F32.9秒の末脚を繰り出して差し切り勝ちを見せました。唯一の敗戦となった萩Sは5頭立てと極端な少頭数となってしまったもので、そのレースで最下位に敗れたプロフェットが後に京成杯を制しているように度外視可能。鋭い決め手が生きる展開になれば、直線一気の末脚が見られるでしょう。
この2頭が人気を集めそうですが、京都2歳Sを逃げ粘って2着に入ったリスペクトアース、サウジアラビアRC2着のイモータルなども出走。ちなみに、金曜日の時点では日曜日の天気予報には雨マークがついており、当日の馬場状態にも気を配りたいところです。
共同通信杯は日曜東京11R、発走時刻は15:45の予定です。
共同通信杯の枠順はコチラ⇒
【有力馬・次走報】
・若駒Sを制したマカヒキは、引き続きC.ルメール騎手とのコンビで3月6日の弥生賞(G2)へ。父ディープインパクトと同じローテーションを歩むことになります。現在の収得賞金では皐月賞に出走できない可能性が高いため、ここで賞金・優先出走権を獲得しておきたいところです。
・小倉2歳Sの勝ち馬シュウジは橋口調教師が定年を迎えるため須貝尚介厩舎へ転厩しました。次走は引き続き岩田康誠騎手とのコンビで3月13日のファルコンS(G3)へ向かう予定です。このまま短距離・マイル路線に矛先を向けるかどうかにも注目です。
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