【スプリングS】気合乗り良好モラール 「この馬の武器は粘り強さ」

16日、スプリングS(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯4着のアドマイヤモラール(牡3、美浦・上原厩舎)は、田辺裕信騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.8-53.3-38.8-13.0秒をマークした。

【上原博之調教師のコメント】
「今日の稽古は全体時計はそれほど速くありませんが、併せ馬で気合いを乗せて予定通りの内容でした。前走は、上位馬とは切れ味の差が出たかと思います。今回は距離1800になりますけど、問題ないと思います。この馬の武器は粘り強さですね。折り合いをつけて先行できれば、ジワジワ脚を使って粘れますからね。何とか皐月賞の出走権利を取れれば、と思っています」

アドマイヤモラール

抜群の気合乗りを見せたアドマイヤモラール(奥)



前走、3歳500万下(2/20・東京・芝1600)1着のハレルヤボーイ(牡3、美浦・田村厩舎)は、吉田豊騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F64.8-50.1-36.3-12.8秒をマークした。

【吉田豊騎手のコメント】
「前走は、抜け出すときの脚は良かったですよ。未勝利を勝ったときは、ペースもある程度流れていましたし、死んだふりがハマッた感じはありますが、終いに良い脚を使うことも出来ます。稽古の動きは元々良い馬ですし、今日の動きも良かったです。まだ先生と話していないので何とも言えませんが、今回は1800になるので前半は急かさず運ぶ形になるかと思います。前走でもスタートから出していってもかかりませんでしたし、今回は頭数も多くないようなので上手く溜められるのではないかと思っています」

ハレルヤボーイ