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【プリンオブウェールズS】武豊エイシンヒカリはしんがり6着 海外G1・3連勝ならず
2016/6/16(木)
現地時間6月15日(水)、イギリスのアスコット競馬場でプリンオブウェールズS(G1)(4歳上 1着賞金:42万5325ポンド 1マイル2F=芝約2000m)が行なわれ、日本からは武豊騎手とのコンビでエイシンヒカリ(牡5、栗東・坂口則厩舎)が出走。しんがり6着に終わった。道中はほぼ一団でレースが進み、エイシンヒカリがハナ。差がなくウエスタンヒム、ザグレーギャツビーと続き、4番手にファウンド、マイドリームボートは後方2番手を待機。 終始、他馬のマークを受ける形で直線を向いたエイシンヒカリだったが、直線を向いてからは後退。鞍上の武豊騎手は「少し掛かりましたね」と語るも、「(敗因は馬場ですか?との問いに)こっちへ来て、それは言い訳にならないね」と言葉少な。最後は為す術もなく、結果的にはしんがり6着での入線となった。
勝ったのはA.カービー騎手騎乗のマイドリームボート(牡4、英・C.コックス厩舎)で勝ちタイムは2.11.38(Soft)。前走のイスパーン賞ではエイシンヒカリに大きく離され、5着だった馬が見事な巻き返しをみせた。2着はファウンド(牝4、愛・A.オブライエン厩舎)、3着はウエスタンヒム(セン5、英・J.ゴスデン厩舎)。
エイシンヒカリは香港C、フランスのイスパーン賞と海外G1を連勝しており、最新のロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキングでは日本調教馬史上2頭目となる世界No.1の評価を受けたばかり。現地メディアでも大きな注目を浴びていたが、残念ながら連勝を伸ばすことはできなかった。
エイシンヒカリ
(牡5、栗東・坂口則厩舎)
父:ディープインパクト
母:キャタリナ
母父:Storm Cat
通算成績:13戦10勝
重賞勝利:
16年イスパーン賞(G1)
15年香港カップ(G1)
15年毎日王冠(G2)
15年エプソムC(G3)
武豊騎手とエイシンヒカリ 日本調教馬史上初の海外G1・3連勝はならなかった
勝ったのは地元のマイドリームボート 低評価を覆しての差し切りだった
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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