【アイビスSD】ベルカント坂路で鋭伸11.8秒 昨夏の女王が巻き返し図る!

27日、アイビスサマーダッシュ(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、CBC賞3着から参戦のベルカント(牝5、栗東・角田厩舎)はいつもどおり坂路での追い切り。昨日の雨で不良馬場発表の中、4F53.7-38.2-24.0-11.8秒の時計をマーク。ゴールに向かって加速していくラップで、終いは12秒を切ってきた。

管理する角田晃一調教師は「先週の坂路で50秒台(50秒8)を出してあるので、けさは馬なりで。きのうの雨の影響が残っていたし、時間帯も遅いタイミング。その中でラスト1F11秒台はなかなか出ないんじゃないかな」とコメント。
前走のCBC賞はドバイ遠征帰りで勝ち馬からクビ+クビ差の3着。この夏2戦目のレースとなるが「CBC賞より間違いなく(状態は)アップしています。夏場が本当に合っているし、馬体重も増えてくる。連覇のかかるレースですし、楽しみですね」と08、09年カノヤザクラ以来のこのレース連覇に向け、万全の状態で送り出す構えだ。