【京都大賞典】G1・2勝の舞台で キタサンブラックが堂々と秋初戦を快勝!

キタサンブラック

10月10日(月)、4回京都3日目11Rで第51回京都大賞典(G2)(芝2400m)が行なわれ、武豊騎手騎乗の1番人気・キタサンブラック(牡4、栗東・清水久厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:25.5(良)。

2着にはクビ差で6番人気・アドマイヤデウス(牡5、栗東・橋田厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・ラブリーデイ(牡6、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

キタサンブラックの出方がレースの見どころとなったが、ハナを切ったのはヤマカツライデン。キタサンブラックはガッチリと2番手を確保し、その後ろにラブリーデイとアドマイヤデウスが並び、続いてラストインパクト。サウンズオブアースは後方3番手から終いにかけるレースを選択。道中13秒台のラップが2回記録されるゆったりとした流れで進む。
坂の下りで一気にペースが上がり、サウンズオブアースも追撃態勢。直線に向くとキタサンブラックがあっさりとヤマカツライデンを交わして先頭。好位のラブリーデイ、アドマイヤデウス、外からエンジンが掛かったサウンズオブアースも伸びてくるが、キタサンブラックの脚も衰えず、そのままトップでゴールに入った。

勝ったキタサンブラックは、 重賞5勝目で、京都競馬場は菊花賞、天皇賞(春)を制した得意の舞台。昨年の有馬記念から逃げる形をとっていたが、このレースはヤマカツライデンを行かせて番手からの競馬。それでも直線入口で先頭に躍り出るとゴールまで力強い脚取りで後続を完封。秋初戦を文句なしの内容でクリアした。
また、意外にもキャリア12戦目で今回が初めての1番人気。この秋は人気・実力ともにナンバーワンとなれるか大いに注目だ。
馬主は有限会社大野商事、生産者は日高町のヤナガワ牧場。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。

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  • キタサンブラック
  • (牡4、栗東・清水久厩舎)
  • 父:ブラックタイド
  • 母:シュガーハート
  • 母父:サクラバクシンオー
  • 通算成績:12戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 16年天皇賞(春)(G1)
  • 15年菊花賞(G1)
  • 16年京都大賞典(G2)
  • 15年セントライト記念(G2)
  • 15年スプリングS(G2)
キタサンブラック
キタサンブラック
キタサンブラック

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