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【フェブラリーS】1週前 根岸S圧巻Vカフジテイク「ちょうどいい時計でやれた」
2017/2/10(金)
8日、フェブラリーS(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。
前走の根岸Sでは大外最後方から豪快な末脚で差し切り勝ち。重賞ホースとなったカフジテイク(牡5、栗東・湯窪厩舎)が2度目のG1挑戦に向けて助手を背に坂路コースで4F53.6-38.7-25.3-12.9秒を馬なりでマークした。
これを見届けた湯窪幸雄調教師は「前走から間隔もそうあいてないし、やり過ぎないよう、軽すぎないように追い切った。ちょうどいい時計でやれました。切れ味勝負の馬で、力んで走ると良くない。そういう意味でもテンションが上がりすぎていないのは何よりですね」と、まずは順調な調整過程に満足気。
前走は、湯窪厩舎にとっても5年ぶりの重賞制覇となった。「前走はゲートも出たし、勝負どころで外へ持ち出せた。この馬の形で競馬ができたのが良かった。ただ、あの脚はたまたまじゃない。常に切れる脚を使ってるし、展開が向いたわけじゃないからね」と絶大な信頼を寄せている。
キャリアを振り返ると、7勝のうち6勝が1400m、残りの1勝が1200m。それでも、距離については「2走前(チャンピオンズC)が1800mで4着。1600mも問題ないでしょう」と心配する様子は見られない。昨秋、同コースの武蔵野Sでもレコード決着の展開を最後方から上がり3F34.2秒で3着まで猛追。出走メンバーには勝ち切れない個性の馬が多く、ここに来ての勢いはメンバー屈指。一気に頂点まで駆け上がってもいい。
9日には、ドバイワールドカップデーの1鞍、ゴドルフィンマイル(G2)に追加登録したことが発表されている。
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