【中山グランドJ】これぞ王者の走り!オジュウチョウサンが4:43.0のレコード勝ち!

オジュウチョウサン

4月14日(土)、3回中山7日目11Rで第20回中山グランドジャンプ(G1)(障4250m)が行なわれ、石神深一騎手騎乗の1番人気・オジュウチョウサン(牡7、美浦・和田郎厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:43.0(良)。15年にアップトゥデイトがマークしたレコード4:46.6を3.6秒も縮めた。

2着には大差で2番人気・アップトゥデイト(牡8、栗東・佐々晶厩舎)、3着には9馬身差で3番人気・ニホンピロバロン(牡8、栗東・田所秀厩舎)が続いて入線した。

アップトゥデイトが2つ目の障害に向かう辺りでハナに立つ。オジュウチョウサンも好スタートを切っていて、2番手を追走。隊列は一気に縦長となったが、前2頭に待ったをかけるようにマイネルクロップが競りに行く。最初の大竹柵は3頭並んでジャンプ。以降もマイネルクロップとアップトゥデイトが併走が続いたが、先にマイネルクロップが遅れてしまう。大いけ垣を過ぎた後もマイネルクロップやクランモンタナが競りかけようとするが、並ぶことができず。最後の向正面ではオジュウチョウサン、アップトゥデイトが抜け出し、先行勢を見ていたニホンピロバロンがポジションを押し上げて3番手に。3コーナーではオジュウチョウサンが持ったまま先頭に立ち、直線では一気に差を広げてゴールイン。記録ずくめの勝利を挙げた。

勝ったオジュウチョウサンは、中山グランドジャンプ(JG1)を3連覇、障害G1を5連覇、障害重賞の連勝を9に伸ばした。馬主は株式会社チョウサン、生産者は平取町の坂東牧場。馬名の意味由来は「家族名より+冠名」。

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1着 オジョウチョウサン(石神騎手)
「何とか勝てました。アップに離されないようにという作戦を考えていましたが、その通りに乗れたと思います。アップより内枠を引けたので、少し出していってアップを慌てさせる感じでいければと思っていました。勝負どころでももう少し我慢させたかったですけど、4コーナーでは引っ張り切れない手応えでした。途中で絡まれて楽ではありませんでしたし、3700、3800くらい走ったところでも引っ張り切れない手応えがあるのはすごいです。このままずっと無敗でいきたいです」

  • オジュウチョウサン
  • (牡7、美浦・和田郎厩舎)
  • 父:ステイゴールド
  • 母:シャドウシルエット
  • 母父:シンボリクリスエス
  • 通算成績:22戦12勝
  • 重賞勝利:
  • 16~18年中山GJ(JG1)
  • 16~17年中山大障害(JG1)
  • 16~17年東京ハイJ(JG2)
  • 17年阪神スプリJ(JG2)
  • 16年東京ジャンプ(JG3)

オジュウチョウサン
オジュウチョウサン

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