トレセンレポート【フラワーC】コスモネモシン

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フェアリーステークスで初重賞タイトルを手にしたコスモネモシン(牝3、美浦・清水英厩舎)が、土曜中山メインのフラワーカップに出走する。

厩舎を訪問すると、スタッフに混じって厩舎掃除に取りかかる清水英克調教師の姿があった。
「僕が先頭に立って掃除をすると、若い子も自然に『やらなきゃ』って思うでしょ?スタッフからは面倒くさい調教師だなあ、と思われているだろうね(笑)」と笑顔で語る清水英師を中心に厩舎一体となったムードが感じられる。
「ウチの厩舎は会話が絶えない、いつだってうるさいですよ(笑)」と、清水英師が語るように、厩舎のあちこちから笑い声が聞こえてくる。

「そんな厩舎のムードメーカー」と、清水英師が信頼を寄せている菊地基泰調教助手にコスモネモシンの状態について聞くと「絶好調です。良い感じで来ていますし、ここも楽しみですよ」と自信の表情を浮かべた。
調整過程も順調で、申し分の無い仕上がりでレースへ臨む事が出来そうだ。

「ここで良い結果を残して本番に向かいたいですね」。(清水英調教師)
桜花賞へ向け、どのようなレースを見せてくれるか。コスモネモシンの走りに注目したい。

コスモネモシン
(牝3、美浦・清水英厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:デュプレ
母父:Singspiel
通算成績:5戦2勝
重賞勝利:10年フェアリーステークス(G3)