【弥生賞】実績最上位ニシノデイジー「すごく良いイメージで競馬に臨める」

ニシノデイジー

弥生賞に向けて調整されるニシノデイジー

27日、弥生賞(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ホープフルステークス3着のニシノデイジー(牡3、美浦・高木登厩舎)は、勝浦正樹騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.8-53.0-37.9-12.7秒をマークした。

【高木登調教師のコメント】
「前走は 3コーナー辺りで一旦下がるような格好になったことが痛かったですけど、終いはよくきてくれました。この中間も順調にきています。先週のひと追いでジョッキーがスイッチを入れてくれて、馬がやる気になっています。馬を前に置く形で競馬ができれば我慢ができますし、ペースが流れてくれた方が競馬はしやすいですね。リズム良く運んで折り合いがつけば、と思います」

【勝浦正樹騎手のコメント】
「1週前追い切りでガツンと行く感じがあったので最終追い切りはその点が不安でしたが、すごくスムーズな追い切りができました。坂路のときから乗りやすかったので良いなと思っていましたし、無事に追い切りを終えることができてホッとしています。まだ緩さは残っているものの、以前はトモが頼りなくてハミに頼っている感じでしたが、今はその辺りも徐々に良くなってきています。この馬の担当スタッフも、力強いと評価するくらいパワフルです。大きくガラッと変わってほしいと望んでいる訳ではありませんし、実績的にここでは1番というくらいに思っています。

前走はスムーズではないところもありましたし、今回は少頭数なのでスムーズな競馬ができればと思っています。最終追い切りが乗りやすかったので、すごく良いイメージで競馬に臨めます。瞬発力があるタイプではありませんし、ペースによっては自分から動いてもいいかとも考えています。雨は苦にしなさそうな感じがしますし、他馬が苦労するようならプラスですね」