小倉2歳S勝ち馬・デグラーティアが復活の快勝/北九州短距離S

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10年7月24日(土)、1回小倉3日目10Rで北九州短距離S(芝1200m)が行なわれ、浜中 俊騎手騎乗の2番人気・デグラーティアが、好スタートを切りながらも、先手を主張したテーオーギャング、オールタイムベストイセノスバルらに先を譲るようにインの好位を追走すると、直線入り口では先頭に躍り出て、そのまま押し切って復活の勝利を挙げた。
勝ちタイムの1:06.7(良)は、99年にアグネスワールドがマークした1:06.5のJRAレコードに0.2秒差に迫る好時計。

2着には1.1/2馬身差で1番人気・スカイノダン(牝4、栗東・大久龍厩舎)、3着には7番人気・コパノオーシャンズ(牝6、栗東・村山厩舎)が続いて入線した。

勝ったデグラーティアは08年の7月にデビュー勝ちをおさめると、続く、(今回と同じ小倉芝1200m戦の)フェニックス賞・小倉2歳S(JpnⅢ)を挙げ3連勝(その小倉2歳Sでは、今回も手綱をとった浜中俊騎手のJRA重賞初勝利だった)。昨年は、桜花賞まで駒を進めたものの、その後骨折で休養。前走のジュライSでは1年3か月ぶりながら3着に好走していた。
馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は栃木県の恵比寿興業株式会社那須野牧場。馬名の意味由来は「神の恩寵によって(ラテン語)」。

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デグラーティア
(牝4、栗東・宮本厩舎)
父:フジキセキ
母:デフィニット
母父:Dehere
通算成績:8戦4勝
重賞勝利:08年小倉2歳ステークス(G3)



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