【小倉記念】ニホンピロRが重賞初制覇!武豊スマートギアは3着

トピックス

10年8月1日(日)、1回小倉6日目10Rで第46回 小倉記念(GⅢ)(芝2000m)が行なわれ、酒井 学騎手騎乗の9番人気・ニホンピロレガーロが優勝。勝ちタイムは1:57.9(良)。

2着にはハナ差で4番人気・バトルバニヤン(牡6、栗東・池江郎厩舎)、3着には、本日から4ヶ月振りの騎乗を再開した武豊騎手騎乗の1番人気・スマートギア(牡5、栗東・佐山厩舎)が続いて入線した。アドマイヤオーラは発走前に競走除外となっている。

レースはオースミスパークが、メイショウレガーロらを制して先手を主張すると速い流れに。3コーナー過ぎから、大きく伸びた隊列が凝縮。 直線入り口でニホンピロレガーロと、バトルバニヤンが先頭集団に並びかけると、一騎打ちの追い比べを僅かニホンピロレガーロが制した。

勝ったニホンピロレガーロは06年3月に3歳新馬戦でデビュー。当初は目立った成績を残すことができなかったが、昨年1月に準オープンの身ながら万葉S(オープン)を優勝すると、同年の新潟大賞典で2着。今年も大阪-ハンブルクカップ勝ち、新潟大賞典で3着などの実績を残してきた。重賞は初勝利。
同馬は半兄に07年の小倉記念で2着、06年3着のニホンピロキース、ダート重賞5勝のニホンピロサートなど、活躍馬が多数いる血統。馬主は小林 百太郎氏、生産者は静内の福岡 清氏。馬名の意味由来は「冠名+贈り物(伊)」。

騎乗していた酒井学騎手は、本レース・本年の重賞初制覇。JRA重賞は通算3勝目。管理する服部利之調教師は、本レースは00年(ミッキーダンス)以来、2勝目で、3年振りのJRA重賞制覇。JRA重賞は通算8勝目。
アドマイヤベガ産駒は、本レース初勝利でJRA重賞は通算24勝目(本年5勝目)。馬主の小林百太郎氏は、所有馬のJRA重賞制覇は6年振り11度目。

このレースの全着順・払戻金はこちら

ニホンピロレガーロ
(牡7、栗東・服部厩舎)
父:アドマイヤベガ
母:ニホンピロポリーナ
母父:ニホンピロウイナー
半兄:ニホンピロサート
通算成績:28戦6勝





※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。