【府中牝馬S】国分恭介騎手&テイエムオーロラが重賞初勝利

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10年10月17日(日)、4回東京4日目11Rで第58回 府中牝馬ステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、国分 恭介騎手騎乗の4番人気・テイエムオーロラが優勝。勝ちタイムは1:46.4(良)。

2着には1/2馬身差で14番人気・セラフィックロンプ(牝6、美浦・武藤厩舎)、3着には2番人気・スマートシルエット(牝3、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線し、1番人気に支持されたニシノブルームーンは9着に敗れている。

レースはテイエムオーロラがハナをきると、ブライティアパルス、セラフィックロンプ、ブラボーデイジー、スマートシルエットらも先行し、ペースは遅め。 直線に入っても、隊列が崩れることなく、セラフィックロンプ、スマートシルエットが脚を伸ばすも、テイエムオーロラとの差は縮まらず、逃げ切り勝ちとなった。

勝ったテイエムオーロラは近親に03年の天皇賞(秋)(GⅠ)で3着に入ったテンザンセイザがいる血統。同馬の馬主は竹園 正繼氏、生産者は大北牧場。馬名の意味由来は「冠名+オーロラ」。

騎乗していた国分恭介騎手は、デビュー2年目でこれがJRA重賞初勝利。同馬を管理する五十嵐忠男調教師は、JRA重賞通算5勝目。
テイエムオーロラの父であるマンハッタンカフェ産駒は、JRA重賞通算18勝目。2着にも同産駒のセラフィックロンプが入ったため、マンハッタンカフェ産駒のワン・ツー・フィニッシュとなった。

【国分恭介騎手のコメント】
「自厩舎の期待馬で重賞(人馬ともに初制覇)に勝てて、本当に感激しています。夢ならば覚めないでという思いです。スタートが速いのはわかっていましたし、競られないようなら、行ってしまおうと考えていました。性格的に大人になっていますので、馬任せで折り合いが付きましたよ。引き離しにかかったときも手応えは十分ありました。長い直線を乗り切ってゴールを過ぎたときのうれしさは格別でしたね。定量のレースで結果を残せたのですから、もっと大きなタイトルを狙える馬です。自分も負けないように成長していきたい」

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テイエムオーロラ
(牝4、栗東・五十嵐厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:ペリーヌ
母父:トニービン
近親:テンザンセイザ
通算成績:19戦6勝





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