09年の皐月賞馬・アンライバルドが屈腱炎再発、引退へ

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09年の皐月賞馬・アンライバルド(牡5、栗東・友道厩舎)が、8月18日(木)付で競走馬登録を抹消することが発表された。今後は種牡馬となる予定ですが行先は未定。

アンライバルドは「伝説の新馬戦」と称された2008年10月26日の2歳新馬戦で、ブエナビスタ、リーチザクラウン、スリーロールスら、後の活躍馬と共に出走し、見事、デビュー勝ち。
キャリア2戦目こそ3着に終わったものの、そこから3連勝でスプリングS、皐月賞を制して、父・ネオユニヴァースの初年度産駒ながら皐月賞父子制覇を達成。
3歳暮れの有馬記念後は屈腱炎に見舞われると、約1年5ヶ月の休養を余儀なくされ、今春の金鯱賞で復帰戦を迎えるも、調整を進める過程の中で屈腱炎を再発。敢無く引退となった。

同馬はダービー馬のフサイチコンコルドや、繁殖馬として目覚ましい活躍をみせたグレースアドマイヤ、重賞ウィナーのボーンキング、カンパニーの父として知られるミラクルアドマイヤらが兄姉にいる血統。
馬主はサンデーレーシング。生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「匹敵するもののない、無比の」。JRA通獲得賞金は2億3,247.9万円 (付加賞含む)。

アンライバルド
(牡5、栗東・友道厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:バレークイーン
母父:Sadler’s Wells
通算成績:10戦4勝
重賞勝利:
09年皐月賞(G1)
09年フジTVスプリングS(G2)