専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
雪のトレセンは凍える寒さ!
2016/11/24(木)
どうも!美浦の古川です。
今年は秋が短く、冬の訪れが早い。木曜朝のトレセンは雪。トラックマン歴40年以上の私でも11月の雪は記憶にない。さらに寒さも真冬並みで、他のトラックマン達も調教スタンドの外に出て取材するものはおらず、ダルマストーブの回りから動けずにいる。また調教を終えたジョッキーや助手達も震えながらストーブに直行し、暖まるまで取材であった。
東京ではうっすらと雪が積もったところがあったようだが、美浦トレセンでは積もることはなく、視界も悪くなく、大きな影響はなかった様子。雪は昼前には止んだのだが、引き続き気温が低く、今夜から明朝には凍結しそうだ。
さて、今週はジャパンC。今秋のG1はいわゆる社台馬(生産者や馬主が社台関係の馬)が常に来ており、かなりの勢いを感じる。しかし、ジャパンCの人気上位はキタサンブラック・ゴールドアクター・ディーマジェスティの非社台馬(社台関係馬以外)がおり、社台の牙城を崩すことができるか注目である。
ところで、G1前日の恒例『メガ盛り新聞』では私のジャパンC見解を公開する。このビックレースは何としても仕留めたいと思っているので、乞うご期待!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。