四方山話

どうも!美浦の古川です。

毎年、有馬記念の週に行われる暮れの名物・中山大障害(J・G1)だが、今年は1週前の今週に行われる。毎週トレセンで障害ジョッキー達に取材するのが私の日課。いつものように障害ジョッキーが集まる北馬場のスタンドに行くと、五十嵐雄騎手が調教を終えて一服していた。五十嵐雄騎手と言えば、J・G1連勝中のアポロマーベリックのジョッキーである。

昨年の中山大障害はアポロマーベリックに初騎乗であったが、稽古の時から好感触を持っており、レースでは5番人気ながら8馬身差の圧勝。今春も中山グランドJで5馬身差の圧勝、向かうところ敵無しの状態。

四方山話

しかし、秋初戦は久々と斤量差が響いたものの6着惨敗。昨年と比べると順調さを欠くが、前走に平地を使った事で太めの馬体も解消しており、態勢は万全。一本被りの人気にも全く動じていない五十嵐雄騎手は「単勝2倍ぐらいかな」と余裕綽々で、さらに「勝負づけのついているこの相手では負けられない」と自信を隠さない。

相手中心は関西馬になろうが、ドリームセーリング騎乗の石神騎手は「マイペースに持ち込めればチャンスはある」とトーンは高く、中山障害コースで3連対の実績は侮れない。

「穴ズバッ」読者の皆さんも是非とも中山大障害にご注目いただき、私の見解をご参考に馬券を買ってみては如何かな?