専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
片目を開けるのはこの馬で!
2016/1/9(土)
どうも!美浦の古川です。
年始の挨拶で厩舎にお邪魔した際に「この馬で今年の片目を開けたい」と、池上昌弘調教師が耳打ちしてくれたお年玉情報馬がコレ!日曜中山12R・4歳上1000万下の⑬サザンライツ。
成績にムラがあるのは気性が原因で、阪神遠征の前走もゲートの中でチャカつき出遅れ。それでも大外からメンバー最速の上がりで追い込み、勝ち馬から0秒1の③着まで詰め寄ったことからもクラス突破は時間の問題。
この中間は休み明けを使った効果で状態は良くなっている様子で、厩舎サイドも「前走はロスの多い競馬だったけど、よく追い上げてきた。今回もスタートがカギとなるが、互角に出て流れに乗れればチャンスはある」と今度こその構え。
前走で先着を許しているモズハツコイも出走しているが、今回上積みが大きいのはコッチ。中山コースも問題なく、ロスなく回って来られれば勝ち負け十分だ。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。