調教ビフォーアフター馬
◎アスコリピチェーノ
(牝3 美浦・黒岩厩舎)

先週の天皇賞・春は当コーナーで取り上げたテーオーロイヤルが横綱相撲で快勝。マイラーズCのソウルラッシュに続き、推奨馬が2週続けて激走しました!

NHKマイルCのアスコリピチェーノは、前走桜花賞2着時も調教ビフォーアフター馬として紹介。結果は勝負所で1着馬ステレンボッシュと接触する不利も重なり2着に敗れたものの、この中間は休み明けを使われた上積みで前走を凌駕する動きを披露しています。

BEFORE (前走:桜花賞2着)
1週前 栗東ウッド(不良)
82.2 67.3 52.9 37.8 23.4 11.2 一杯
AFTER (今回:NHKマイルCの中間調整)
1週前 美浦ウッド(稍重)
79.4 65.0 50.8 36.9 23.5 11.1 強め

補足として前走時は栗東に滞在しており、雨の影響で不良馬場での調整でした。しかしそれを考慮しても、桜花賞2着時の1週前追い比較で5ハロン時計は2秒3もの短縮。当時と同じく北村宏騎手(レースではルメール騎手)が乗り、オープン馬ナチュラルハイを約4馬身追走して約3馬身先着しました。

参考までに前走時は大阪杯3着ルージュエヴァイユに胸を借りる形で、馬なりの僚馬相手に何とか一杯で追いついた格好。今回は調教パートナーの実績に差こそあれ、オープンクラスの古馬を全く寄せ付けず圧倒しており調教の動きから好勝負必至です!