ユニコーンS出走馬で1、2位を争うほど今週調教の動きが目立った特注馬。開場直後で馬場の良い時間帯だったとはいえ、4ハロン50秒8は従来における栗東坂路の自己ベストを一気に1秒以上も短縮しました。

注目は鳳雛S8着時とのタイム差。前走時の最終追いは馬なりだったのに対し、今回は東京までの長距離輸送が控えているにも関わらず、一杯に追われたのは見逃せません。

BEFORE （前走：鳳雛S8着）

当週 栗東坂路（良）
53.4	38.7	25.2	12.4	馬なり

AFTER （今回：ユニコーンSの中間調整）

当週 栗東坂路（良）
50.8	37.1	24.2	12.3	一杯

一転して攻めを強化してきた背景と推測できるのが前走の馬体重。12キロ増の502キロで出走した鳳雛Sは馬体に余裕があったのは明らかで、今回は太目解消のためハードトレーニングが課せられた形です。

状態面の問題で結果が出ていないものの、2戦続けてオープン特別で上位人気に支持された実力馬。攻め強化と東京までの輸送で馬体が絞れてくれば大変身があっても驚けませんよ！

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