調教ビフォーアフター馬
◎スマートクラージュ
(牡6 栗東・池江厩舎)

好調教馬が揃った今年のセントウルS。アグリ(1週前4ハロン50秒9)、ジャングロ(1週前4ハロン49秒6)、ピクシーナイト(当週4ハロン50秒6)と候補馬が目移りするなか、最も人気が無さそうなのが1頭だけ重賞を勝っていないスマートクラージュです。

1週前追いにマークした4ハロン50秒5は、4走前の京阪杯3着時に出した栗東坂路の自己ベストを0秒1更新。しかも当時は体重の軽いジョッキー騎乗に加えて速い時計が出やすい併せ馬に対し、今回は助手騎乗の単走追いで叩き出したのは見逃せません。

BEFORE (4走前:京阪杯3着)
1週前 栗東坂路(良)
50.6 36.7 23.8 11.9 一杯
AFTER (今回:セントウルSの中間調整)
1週前 栗東坂路(良)
50.5 36.6 23.6 11.6 一杯

1番人気に支持された2022年オーシャンSでは、3コーナーで内ラチ沿いに接触する不利があり10着に敗退。その後は脚部不安で長く休んでいたため出世が遅れているものの、6歳を迎えた今季がデビュー以来1番の状態と断言していいでしょう。

この中間は冒頭で紹介したセントウルSの上位人気馬と遜色ないタイム。それにも関わらず実績と年齢を嫌われて人気の盲点となっており、調教と同じだけ走れば好勝負必至です!

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