調教ビフォーアフター馬
◎シリウスコルト
(牡2 美浦・宗像厩舎)

先週の有馬記念は、当コーナーで推奨したタイトルホルダー(6人気)が全盛期を彷彿とさせる大逃げ!

ゴール直前でドウデュース、スターズオンアースに交わされ3着敗退も、「凱旋門賞帰りだった22年有馬記念9着時との比較でも全ての面で今年の方が凌駕」とお伝えしたとおり、好調時に迫る姿を披露してくれました。

BEFORE (前走:芙蓉S1着)
1週前 美浦ウッド(稍)
85.6 68.0 52.5 38.1 24.5 12.0 馬なり
AFTER (今回:ホープフルSの中間調整)
1週前 美浦ウッド(良)
81.9 66.4 51.9 37.4 23.8 11.5 強め

ホープフルSと同舞台の芙蓉Sを勝ったシリウスコルトも、調教の動きから激走が期待できる伏兵候補。三浦騎手が騎乗した1週前追いで美浦ウッドの自己ベストを約1秒更新。前走時との5ハロン時計比較で1秒6短縮する好時計を出したのは見逃せません。

額面の時計以上に圧巻だったのは稽古の内容。格下の調教パートナー2頭を約10馬身追走すると、並ぶ間もなく抜き去り約3馬身突き放しました。これまでの同馬は決して調教で目立つタイプでは無かっただけに、G1仕様の勝負仕上げを施された今回は要注目です!