- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
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本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
バテない脚の持続力
2012/5/20(日)
バテない脚の持続力
2012/5/20
【東京11R オークス (GⅠ) 芝2400m】
◎本命馬 ③アイスフォーリス(牝3、美浦・相沢厩舎、松岡騎手)
大混戦のオークスだ。距離適性云々もさることながら、切れとパワーが重視される桜花賞、対してオークスは脚の持続力が問われる。桜花賞上位馬については、先述した要素を兼備しているかどうかがポイント。勝ち馬ジェンティルドンナは、軽い切れを活かすタイプで、決してオークス向きではない。また今年は桜花賞のレースレベル自体が低かった。今年は非出走馬や、桜花賞では持ち味を消されていた馬の巻き返しに期待する。
③アイスフォーリスは、春の東京2400mで断然の好走率を誇るステイゴールド産駒、また3代母は世界の名牝ダーリアという筋の通った配合だ。また母の父クロフネも、東京2400mでの成績は高い。共に、切れは足らないが脚の持続力が高いタイプ。内枠、前で立ち回れる脚質も今の馬場では大きなプラスだ。
一説には脚をタメて差しに回るという作戦も報道されているが、今の馬場で、かつ内枠では下げたら外を回らされるし、内で我慢していたら前が詰まってしまう。スロー必至のメンバーだから、ここは好位に進めた方が活路は開けると思う。控えたら万事休すだろう。
$お宝馬 ⑬サンシャイン
東京2400mでなんと7割近い複勝率を誇るのがハーツクライ産駒。ディープインパクトに比べるとパワーがあるので勝ち身には遅くなっているが、この舞台なら桜花賞からは変わる。前に行って1秒以内に粘っていた内容も、2か月ぶりなら悪くない。桜花賞着外組の巻き返しはこれだ。
他に買いたいのは、⑧ミッドサマーフェアの破壊力、以下⑨ヴィルシーナ、エアグルーヴらの近親でオークス牝系の①アイムユアーズ、ハーツクライの姪④オメガハートランド、⑭ジェンティルドンナ、⑯キャトルフィーユ、⑤メイショウスザンナ。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。