- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
-
本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
-
本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
真のステイヤーが来る!
2009/10/25(日)
真のステイヤーが来る!
2009/10/25
【京都11R 菊花賞(JpnⅠ) 芝3000m】
注目馬 ③フォゲッタブル(牡3、栗東・池江郎厩舎、吉田隼騎手)
今年はダービー馬の出ない菊花賞。なぜか過去10年の該当年は、ほぼ例外なく荒れている。また今年はリーチザクラウンがどういう逃げを打つかがカギだが、武豊の逃げだけに各馬がガッチリマーク。ペースの上がり始める時点は前倒しになり、ラスト1000mは緩みのない厳しい競馬になるはず。最後は京都でも上がりが掛かり、純粋にスタミナの絶対値が問われる菊花賞となりそうだ。
セントライト記念で本命にした③フォゲッタブルに引き続き期待する。父は自身も菊花賞馬で、産駒が菊花賞で3連対しているダンスインザダーク。また母父は、かつては菊花賞で鬼門の血統と言われながらも、近年は反対に菊花賞好走馬を出しているトニービン。過去10年で、3代前までにトニービンの名が血統表に現れる馬が5連対しているのだ。
セントライト記念はあとひと息でまとめて差し切っていただけの内容。脚の持続力が高く、追ってバテない競馬はまさに菊花賞向きだ。
相手本線は同じダンスインザダーク産駒の①スリーロールス。大舞台に強いリボーのクロスを持ち、長距離適性は本命馬を凌ぐ。気持ち的にはダブル本命だ。
3番手は⑯ナカヤマフェスタ。折り合いがつきやすいステイゴールド産駒で、母の父がリボー系。あとは⑦ヤマニンウイスカー、⑫セイウンワンダー、④トライアンフマーチ、②シェーンヴァルト、⑬キタサンチーフ、⑤アンライバルド。なおリーチザクラウンは先述の理由で切る。また、アドマイヤメジャーも言われるほど距離は持たないとみており、相手からは外す。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。