水上学の血統トレジャーハンティング

土曜京都11R 京都新聞杯(G2)(芝2200m)

◎本命馬
④サトノラーゼン
牡3、栗東・池江厩舎、川田騎手

ダービーへの最終便、出走馬の大半が1着を取らないとダービーへの切符が保証されない賞金で、熾烈な争いが見込まれる。
人気も割れそう、また秋以降に飛躍しそうな逸材も揃っているが、その中から抜擢したのは④サトノラーゼンだ。

先週青葉賞を勝ったレーヴミストラルを未勝利戦で破り、スプリングS勝ちのキタサンブラックの2着、さらに毎日杯0秒1差4着のアルバートドックとも差のない競馬ができており、重賞連対には十分手が届く力の持ち主であることは立証済みだ。

加えて、今の京都の軽い芝と相性の良いディープインパクト産駒であり、しかも母の父がインティカブというのもポイント。その代表産駒は、同じ舞台の京都2200唯一のG1、エリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーである。欧州色の濃い母方も、厳しいレース展開になれば底力という点で物を言うはずだ。アタマ鉄板とは思わないが、できれば勝ってダービーへ。

$お宝馬
⑭ジェネラルゴシップ

これは一か八かのお宝馬だが、近2走は着差を付けられながらも、強敵相手にソコソコの競馬をしている。サトノと同じく父はディープインパクト、母の父はこちらもサトノと同じロベルト系で、ダイナフォーマーにキングマンボが絡んでおり、スケールはある。

上位評価は⑨スピリッツミノル⑫シュヴァルグラン③トーセンバジル①ダノンリバティ⑮アルバートドック⑪レントラー。なお②ポルトドートウィユは、来ても3着までの馬券を個人的には買うつもりだ。