水上学の血統トレジャーハンティング

土曜福島11R 阿武隈S(芝1800m)

◎本命馬
④パシャドーラ
牝5、美浦・藤沢和厩舎、柴田善騎手

コースが合うのか、季節が合うのか分からないが、この時期にはとにかく強いという馬が出現する。いわゆる「夏馬」という類だが、④パシャドーラもどうやら該当しそうな1頭だ。

6月から8月に限定すると、良馬場では2,8,2,3着。2着のうち1回は、ちょうど1年前の福島、今回よりは1ハロン長いが芝2000mの織姫賞0秒1差でのものだ。なお福島はこの1戦しか経験がないが、先行してしぶとく粘っての2着。それも8枠を克服してのもので、小回り適性は間違いなく高い。

血統的には、福島芝1800mは先週4鞍あってすべてサンデー系が勝利。それもパワータイプのサンデー系種牡馬の産駒ばかりで、その中にはパシャドーラと同じハーツクライ産駒もいた。南米牝系でペルーサの半妹という良血。南米牝系だからゴール前に急坂のないコースは向いている。

$お宝馬
⑩ミヤジタイガ

ネオユニヴァース産駒だけに、小回りではそうそう崩れない。小回りなら表面上の着順は悪くても、勝ち馬からは0秒5以内であることがほとんど。初の福島で変わり身を見せる可能性もあり。

他には⑥マーブルカテドラル⑤ブライトボーイ⑬ケイアイチョウサンが上位評価。あとは②ベリーフィールズ⑦サングラス⑭バロンドゥフォールを。