凱旋門賞反省会

皆さんこんにちは、更新滞ってしまい申し訳ありません。全てはモンハンのせいです。ちなみに今G2です。

 というわけで本当に久しぶりの更新です。まあ凱旋門敗戦から初めての更新ですので避ける訳にはいかないと思いますので凱旋門賞反省会を今更ながら行いたいと思います。

 結果から言うとジャスタウェイ(牡5、栗東・須貝尚厩舎)は8着、力を出し切れない不完全燃焼な結果となってしまいました。何故こうなってしまったのかというのは諸説ありますが、馬場があわなかったということと、これも結果的にというべきでしょうが、スローペースの競馬を後ろから行き過ぎたということになるのでしょうか?レース後、横山騎手が言っていたのですが、日本の馬場とは異なり場所によって芝が違っていた、という話を聞かせてくれました。日本やドバイの人工的に作られた競馬場と異なり、場所によって芝コンディションが異なり、日本の馬では力を発揮しづらかったということらしい。

 僕が持った感想としては、よく見えなかったというのが一番でしょうか、馬主席に入れてもらえて、とても良い場所からの観戦でしたが、そもそもスタンドとコースが離れていたのか、コースの形態が特殊なのか、よくレースが見えなかった。ゴール板前の良い席だったのですが、ターフビジョンとの距離がやけに遠くて、スタート直後なんかはどこにいるのかもよくわからない状態でした。日本馬3頭がそろって後ろからというのはちょっと嫌―な感じもしてました。
そんなこんなで直線に向くと、トレヴが抜け出して勝利。あれよあれよという間に終わってしまったという感じで僕らのフランス遠征は終了ということになりました。勝負の世界の話ですので仕方ないといえば仕方ないのですが、声も出ないという状況は正直想像していませんでした。残念。



 フランスにいって色々な体験をしてきましたが、食べ物はやはり美味しかったと思います。基本的に郷に入れば郷に従えタイプの人なので海外にいって和食が恋しい!とかそういう状態にはならない人間ですし、フランスのバターたっぷり、生クリームずどーんな料理を毎日食べ続けたとすれば、絶対に間違いなく太って帰ってくると思っていたのですが、意外や意外、痩せていました。毎日昼からワインを飲み続けていたのは勿論、バゲットサンドにいつ終わるともしれないコース料理、町の居酒屋風ビストロや、ホテルの朝食など、あれだけ食べたのに何故太らなかったのかは謎ですが、さんざん自慢するだけあって、パンは最高。肉も美味しい。ハムやバターもチーズも本当に美味しかったので皆さんも是非いってみてください。
中でも好評だったのが牛の骨髄、日本では狂牛病の影響で食べられなくなった食べ物ですが、骨の内側にとろっとろで油か?というようなコラーゲンのようなもの(それが骨髄なんですけどね)が詰まっていて骨からスプーンでそれをすくいパンに塗りたくって食べるのですが、本当に絶妙の塩加減で美味しかった。事前に調べてあってこれだけは絶対に食べようと思っていたので、僕だけでなく周囲の人間もうまいうまいと奪い合うように食べていたのが印象的でした。ちなみに向こうではOSという表記だったと思います。フランスに行く予定があって骨髄に興味のあるかたは是非食べてみてください。

 それからもうひとつ、街のテラスのある居酒屋で待ち合わせの為に時間をつぶしがてら酒を飲んでいると、その横にあるパン屋さんに次々と人が吸い込まれていくのを発見しました。これから食事という時間帯だったのでその様子を見守りつつも、ここでパンなんて買ってしまえば夕食に響くだろうと自制していました。
が、吸い込まれていった人達が皆してバゲットを小脇に抱えて出てくるのです。その光景を目の当たりにし続けた僕は、30分くらいは我慢したのですが、とうとう我慢できずに購入。早速その場で食べてみたんですけど美味しかったです。人が集まるお店は大抵美味しいので覚えておいて損はないでしょう。でも向こうのパンは次の日には硬くなってしまうので、できたてをすぐに食べるのをお勧めします。



 他はなんでしょう?観光なんかはホテルの周囲をぷらぷらしたぐらいでそれほど話すようなこともありませんし美術館なんかも一切行きませんでした。ワインも美味しかったのですが、基本的にはレモンサワー派の人間なのでワインについて熱く語る知識もありません。でも美味しかったですよ、ワイン。どこで飲んでもこれはない!ということにはなりませんした。

 そんなこんなで負けて悔しいというのと、食べ物の感想くらいしか書くことがなかったフランス遠征でしたが、ジャスタウェイは既に日本に帰国し、次の目標の為に調整が開始されてます。次の目標は年度代表馬、良い結果を期待したいと思います。