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唯一の関西馬ミッキーブラックがゴール直前で差し切り勝ち!…福島新馬
2018/7/1(日)
7月1日(日)、2回福島2日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、松山弘平騎手騎乗の2番人気・ミッキーブラック(牡2、栗東・音無厩舎)が優勝。五分のスタートを切り、中団で脚を溜める競馬を選択。前が飛ばし気味の展開でも慌てず折り合いに専念し、3コーナー入り口に向けて軽く仕掛けて押し上げる。4コーナーでは前が壁になるところで外を回し、勢い良く直線へ。早めに抜け出していた1番人気のロジャーズクライの末脚が甘くなったところを外から交わしたところでゴールイン。勝ちタイムは1:50.1(良)。
2着には3/4馬身差で5番人気・アトミックフォース(牡2、美浦・武藤厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ロジャーズクライ(牡2、美浦・国枝厩舎)が続いて入線した。
勝ったミッキーブラックは16年の当歳セレクトセールで6696万円で取り引き。母マラコスタムブラダはアルゼンチン産で同国G1勝ちの実績もある。1週前に宝塚記念(G1)をミッキーロケットで制した厩舎&馬主のコンビが唯一の関西馬として参戦していた。馬主は野田みづき氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+父名の一部」。
1着 ミッキーブラック(松山騎手)
「前半に行き脚がつかずあまり流れに乗れませんでしたが、馬が強くて追い出してからよく伸びてくれました。稽古よりも実戦の芝の走りが良かったです。距離の融通もきくと思います」
2着 アトミックフォース(武藤騎手)
「ポジションを取りにいってもムキになりませんし、レースセンスのある馬です。早めに仕掛けても最後までよく伸びてくれましたが、今日は勝ち馬に上手く乗られてしまいました」
3着 ロジャーズクライ(北村宏騎手)
「2歳馬なのに調教でもいろいろと挙動に特徴があるので、その辺りを考慮して競馬をしました。4コーナーで目標がなくなってしまって最後は後ろに捕まってしまいましたが、最後までよく頑張っていると思います」
4着 シティーオブスター(戸崎圭騎手)
「スタートも二の脚も速かったですけど、その後は物見をしていてコーナーでの進みっぷりももうひとつでした。その辺りは1回使えば変わってくると思います」
5着 ドラゴンエナジー(江田照騎手)
「よく頑張っています。まだ真剣になっていないで走っている感じなので、1回競馬を使ったことでもう少し気持ちが乗ってきてくれれば、と思います」
- ミッキーブラック
- (牡2、栗東・音無厩舎)
- 父:ブラックタイド
- 母:マラコスタムブラダ
- 母父:Lizard Island
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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