ダンビュライト

19年2/10(日)2回京都6日目11R 第112回 京都記念(G2)(芝2200m)

  • ダンビュライト
  • (牡5、栗東・音無厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:タンザナイト
  • 母父:サンデーサイレンス

京都記念(G2)の結果・払戻金はコチラ⇒

タイムフライヤーの2番手で進めたダンビュライト。直線入り口からブラックバゴが内へ並んで来てのあと200。追いあげて来た馬も横並びとなる。
最後の最後に出たのはダンビュライト。外から急追したステイフーリッシュ。さらにその外からマカヒキも迫って来たが、クビ差残して先頭でゴールを割った。
これで松若騎手は新馬、1600万下に次いで3戦3勝。G2勝ちでは収まらずに、G1でも好勝負となりそうな感じになって来た……。

朝一番から競馬場へ着いて、メインまでブラブラとしているのも大変である。そうそう馬券を買える訳でもなく、ただひたすらにメインのパドックを待つのみ。
昼前のイベントで円広志さんが出ると言うのでホールへ。関西ではTVでお馴染みなタレントである。掛け声も《いよッ!、人間国宝!》と親父達から浴びせられる。おおよそ地味とは正反対のコスチュームで登壇した円氏は人気者である。後輩芸人から教えて貰った馬券の買い目を聞きながら引き上げた。
何せ寒い、いつも、昔から淀は底冷えする程に寒いのだが、今日は特別に寒い。やっとパドックの時間となった。

パドック入場から見つめる。いつもの場所でだ。そこは譲れぬポイントである。大体、思惑どおりの馬体、気配ではあった。
ダッシングブレイズの気配がやけにいいと感じる。パフォーマプロミスは牝馬みたいなラインである。ステイフーリッシュも数字以上に薄い馬体だ。良かれと思ったタイムフライヤー、何か歩きが小さく感じてならない。マカヒキは数字ほど太目はない。ドッシリとして外々を周回している。
そして返し馬を見るべしと馬場側に廻る。ダンビュライトが先出しだ。テンションも上がらずで悪くない。あの天皇賞の時は先出しでも2番目。実に大変な入れ込み加減で、鞍上の戸崎騎手が降り落され放馬してしまって、競走除外になったのを思い出した。《今日は全然ましだな~》と…。

馬場入りしてキャンターで去って行くタイムフライヤーの歩様を見ていたが、パドックほどの違和感は感じなかった。ならばけっこうやれるのではないかと思い込む。そして、やっぱり今日はマカヒキが走りそうな雰囲気があるなと結論づけた。相手がタイムフライヤーかステイフーリッシュかな、大穴ならダッシングブレイズか。やけに良く見えたからと、少量の馬券を買って観戦する。

スタートからポンとダンビュライトが出る。松若騎手もゲートセンスのいいジョッキー。常に前にいる。外からタイムフライヤーが前に出て行く。パフォーマプロミス、ステイフーリッシュ。その内めにノーブルマーズもいる。マカヒキは少し後ろめか。ひと塊となって最初のカーブへ入って行った。

次のカーブへ近づく頃には、先頭のタイムフライヤーは少しリードを広げた。ユッタリとした流れを造るタイムフライヤー。13秒台を3度刻んで5Fを通過。後ろにいたブラックバゴが遅さに動いて行く。スルスルと上がっていき、タイムフライヤーの処まで行く。交わすまでは行かずに2番手で落ち着かせる。その動きのすぐ後に3番手となったダンビュライト。内へパフォーマプロミスも出て行く。全体に前へと動いた感じだ。縦長の馬群が少し縮まったか。
その流れで坂を下っていく。さらに馬群は固まり4コーナーへと近づく。マカヒキも3列目の大外へ取り付く。そして直線へと入ってきた。

まだ先頭はタイムフライヤー。それを追ってブラックバゴ、その外へダンビュライト。 あっと言う間にタイムフライヤーのリードがなくなる。ブラックバゴとダンビュライトが急接近。その内へ入ったパフォーマプロミス、外ではステイフーリッシュが並ぶ。マカヒキがその後を追う。馬群の後ろでノーブルマーズがあえぐ。
マカヒキの伸びがもどかしい。横並びだった馬群が、ダンビュライトを先頭とする三角形となりだす。外のステイフーリッシュが、さらに後ろのマカヒキもエンジンへ点火したのか勢いを増す。
僅かにダンビュライトが半馬身ほど前へ出たと見えたが、実際にはクビ差。電光掲示板にはクビ・クビ・クビと3つあがった。

ダンビュライトが勝ってステイフーリッシュが2着、マカヒキが3着。4着のパフォーマプロミスまでがコンマ1秒差の大接戦であった。
向こう正面の途中まで2番手で進めたダンビュライト。途中でブラックバゴが動いたが、その動きに惑わされず脚を貯めさせたのが利いたか。直線半ばでの追い合いでも渋太く最後まで後ろから抜かせなかった。常に電光掲示板を外さない堅実派だが、久々に一番上に光った。昨年の今頃、AJC杯で勝って以来。この時の鞍上はM.デムーロ。松若騎手はその一戦前の1600万下を勝って以来のコンビ。これで3戦3勝の最高のパートナーである。

火曜朝、坂路監視小屋で友道師に聞いた。マカヒキの次走は、大阪杯だそうである。だいぶ復調気配を感じとっていそうであるが、やはり4角での反応の遅さを指摘していた。そこらの改善が待たれるところだろうか。タイムフライヤーが案外だった。やっぱり復調するのは難しいのだろうか。
まだまだいろんな事が宿題として残っているのを各馬に感じた一戦でもあった。春は近い様で遠い…と。