【宝塚記念】フェノーメノ「自分の競馬に徹する」

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19日、日曜阪神11レース・宝塚記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞春1着のフェノーメノ(牡4、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.7-68.1-53.8-39.4-12.6をマークした。

【斎藤助手のコメント】
「前走は初めての長丁場でしたが、折り合いもついていましたし、早めに抜け出して最後も伸びて押し切るという強い競馬をしてくれました。以前なら早く抜け出したときにヨレたりしていたと思いますが、その点も修正できていて馬が成長しているなと思いました。レース後は厩舎に置いて調整をしてきました。長距離輸送と長丁場を走ったあとだったので、疲れを心配していましたが問題ありませんでしたし、見えない疲れも気にしながらケアをしてきました。
2週前は長めからしっかりやって、先週は蛯名騎手に乗ってもらってしっかり負荷をかけることが出来ました。これまで十分やってきたので、今週はリズム良く走らせましたが、メリハリがきいて良い走りでした。センスがあって競馬が上手な馬ですし、今年に入って馬が本当に良くなってきています。
距離的には前走よりも競馬をしやすいですし、前走で初めての京都で結果を出しているように、今回初めての阪神でも対応してくれると思っています。前走で初めてG1を勝ちましたが、今回はいくつもG1を勝っている馬が相手ですし、あくまでも挑戦者という気持ちです。相手うんぬんではなく、自分の競馬に徹することが大事かなと思います。ファン投票で上位に入りましたし、応援してくれている皆さんのためにも、良い競馬をしてほしいと思っています」

追い切りに向かうフェノーメノ(騎乗者は取材回答者ではなく佐々木助手)