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【宝塚記念】G1連勝狙うキタサン清水久師「ファン投票1位の期待に応えたい」
2016/6/22(水)
22日、宝塚記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。天皇賞(春)を逃げ切ったキタサンブラックはCWで長めに乗られ、7F97.8-81.6-66.7-52.7-38.4-12.2秒をマーク。馬なりで余力たっぷりの脚さばきを見せた。
前走は直線でカレンミロティックに一度は前に出られながらも、ゴール前で驚異の粘り腰を見せて差し返し、昨年の菊花賞に次ぐ2つ目のG1タイトルを手にした。今回はファン投票1位の期待を背に、G1連勝を狙う。
キタサンブラック(内)は馬なりでしっかりと脚を伸ばした
追い切り後、管理する清水久詞調教師の一問一答は以下の通り。
●ファン投票1位の期待を背負って挑むグランプリの舞台
-:まず、今日の追い切りの動き、どんな指示を出されて、また動きをご覧になって、どう映りましたか?
清水久詞調教師:指示はいつも通りですね。追走して直線併せ馬で同入、馬なりでいい、ということで。指示通りです。
-:動きはいかがだったでしょうか?
清:良かったですよ。手応えも持ったままで、時計的にもしっかり出てますので。
-:大阪杯、天皇賞と使って、この春3戦目ということになりますが、馬の状態はどういった感じでしょうか?
清:はい。いい状態で挑めると思ってもらって結構です。
-:それでは、前走を振り返っていきたいと思いますが、天皇賞(春)、見事な競馬での勝利でした。振り返っていただけますか?
清:ありがとうございます。本当によく頑張ってくれました。
-:最後の直線はどのような気持ちでご覧になっていたのですか?
清:一旦前に出られたんですけど、心の中で叫んでましたね。勝負根性ありますね。
-:あらためて天皇賞で感じたこの馬の良さ、根性という言葉も今おっしゃいましたけども、どんなところがあると思いますか?
清:3200mでもしっかり折り合ってくれましたし、最後も差し返すくらいの力もありますし、頭下がりますね、はい。
この馬の勝負根性には師も太鼓判を押す
●距離、コースも関係なくこなせる自在性が最大の武器
-:今回は宝塚記念ということで、阪神の2200m、そして内回りということですが、このコースはどう見ていらっしゃいますか?
清:ブラックに関しては何も心配はしていないですね。
-:心配なし、むしろ良い舞台、ということになるのでしょうか?
清:そうですね。内回りというのも勿論良いでしょうし、この馬はどこの競馬場でも、初めてでもすんなりこなしてくれますのでね。距離も問題ないと思います。
-:気になる天気ですが、道悪になるイメージもありますが、その辺りはどうでしょうか?
清:こればっかりは仕方がないですからね。できればいい天気ではやりたいですけど。みんな同じ条件なのでね。
-:今回、ファン投票1位での出走ということになりました。ファンの皆さんに向けて、メッセージをお願いします。
清:まさか1位に選んでいただけるとはね。本当にありがたいことです。それだけの期待に応えたいと思いますので、声援よろしくおねがいします。
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