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【京都ジャンプS】9歳馬ドリームセーリングが53戦目で嬉しい重賞初制覇!
2016/11/12(土)
11月12日(土)、5回京都3日目8Rで第18回京都ジャンプS(J・G3)(障3170m)が行なわれ、石神深一騎手騎乗の4番人気・ドリームセーリング(牡9、美浦・田島俊厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:32.2(良)。
2着には4馬身差で1番人気・ニホンピロバロン(牡6、栗東・田所秀厩舎)、3着には3馬身差で5番人気・ウインアーマー(牡4、栗東・中村厩舎)が続いて入線した。
タマモプラネットが主導権をとって最初の向こう正面では後続を離した逃げを打つ。ドリームセーリングが2番手、そこからまた大きく離れて4頭が追走する展開。2周目に入ると後続も徐々に差を詰め始め、向こう正面ではほぼ一団となる。3コーナーでドリームセーリングが先頭に替わり、人気のニホンピロバロンも3番手までポジションを押し上げて直線へ。
逃げるドリームセーリングにニホンピロバロンが懸命に差を詰めようとするが、勢いが付いたドリームセーリングの脚色は全く衰えず、4馬身差を付けてゴール。ニホンピロバロンの連勝は5でストップした。
勝ったドリームセーリングは、デビューから53戦目、障害戦18戦目で嬉しい重賞初制覇。1つ下の妹にヴィクトリアマイルなど重賞を5勝したホエールキャプチャがいる血統で、妹が表舞台で脚光を浴びる裏でジックリと力を蓄えて5歳の暮れにオープン入り。6歳初戦の中山金杯では4着に入る健闘を見せた。その後2ケタ着順が続き、秋に障害入り。初勝利に7戦を要すも平地時代同様にコツコツと力を付けて9歳秋にして大きな1勝を手に入れた。
馬主はライオンレースホース株式会社、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+船出。父名より連想。世界を目指して船出して欲しい」。
- ドリームセーリング
- (牡9、美浦・田島俊厩舎)
- 父:クロフネ
- 母:グローバルピース
- 母父:サンデーサイレンス
- 通算成績:53戦7勝
- 重賞勝利:
- 16年京都ジャンプS(J・G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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