トピックスTopics
【オークス】リリーノーブル川田「得意ではない距離」で逆転狙う
2018/5/16(水)
リリーノーブルについて語る川田騎手
16日、オークス(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。
前走、桜花賞で3着だったリリーノーブル(牝3、栗東・藤岡健厩舎)は、レースでも騎乗する川田将雅騎手を背にCWコースで6F79.3-62.6-49.3-36.4-11.8秒をマークした。
【川田将雅騎手のコメント】
「最終追い切りは2コーナーから出て、単走で終いはある程度やってくれということで、感覚を見ながらどの程度やるか考えてほしいということでした。どうしてもテンションが高くなりやすい子ですし、レースでも進みすぎるところがあるので、前回の桜花賞でもすごくいい状態でつくっていただいて、折り合いに関しては問題なく競馬を進めることができました。今回2400mに距離が延びますから、あらためてどういう気分で過ごしているのかというところが一番のポイントでした。さらに落ち着きも出ましたし、走っている内容も良くなっているので、桜花賞よりもいい状態で来られていると思います。
(桜花賞は)枠的にも外めを回らざるを得ない展開になりましたし、それでもしっかりと我慢が利いて直線も自分の脚を使うことができて、阪神ジュベナイル、チューリップ賞と振り返ってもラッキーライラックとの差を詰めることができました。枠順が違えばもう少し近づけたかなと思うような、いい内容で走ってくれたと思います。チューリップ賞から比べて非常に穏やかに走ることできましたし、しっかり我慢することができたので1600mに関しては折り合いに心配がなかったので、終わってすぐ『これならオークスでも』という話になりましたので、そこが収穫だと思います。
(オークスの)距離が得意という馬のほうが少ないと思いますし、3歳牝馬同士ですから、うまいこと我慢してくれて自分の脚をしっかり使えるようなレースの流れになってくれればと思います。正直、距離が伸びていいタイプではないと思います。前向きすぎるところをしっかりコントロールできるようになって1600mでいい走りができるようになったので、2400mが合うとは全く思っていません。勝手にそういう(前に馬を置いて運ぶ)形になると思います。
桜花賞馬(アーモンドアイ)の勝ちっぷりは衝撃的でしたし、一緒にレースに乗っていてあまりにも強かったので、ラッキーライラックを目指しての桜花賞だったんですけれども、結果もう1頭強いのがいたなという印象でした。本当に強いなと思います。この馬にとって一番いい競馬になってくれればと思います。雨が降った湿った馬場も心配ですね。決していいとは思えないですけど、大きなマイナスでもないと思うので、やってみないとわからないなというところです。非常に良い状態でここまで来られていますし、得意ではない距離にはなりますけど、何とか我慢してもらって能力を発揮していい競馬をしたいと思います。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/5/3(金) 馬術大会参戦!!【高田潤コラム】
- 2024/5/3(金) 【NHKマイルC】春のG1予想5連勝中!絶好調アンカツが注目「2強」に割って入る逆転候補
- 2024/5/3(金) NHKマイルCはロジリオンと一発を狙う!【戸崎圭太コラム】
- 2024/5/3(金) 初の東京で見事勝利し勢いに乗り越後路へ!初東京のウラ側と返し馬の学び【永島まなみコラム】
- 2024/5/3(金) 【新潟大賞典】超シンプルでも破壊力抜群!複勝率8割超え「極レア条件」該当馬
- 2024/5/3(金) 【NHKマイルC】1番人気馬7連敗中!荒れるG1で発見「好走馬の法則」に合致した伏兵2頭
- 2024/5/2(木) 今週の府中は賑やかそうです【柴田大知コラム】
- 2024/5/1(水) 【かしわ記念】船橋に吹いた復活の風!川須騎手&シャマルが逃げ切りG1初制覇