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【JDD】これが王者の底力 ミルコ&ルヴァンスレーヴが豪快に差し切りV!
2018/7/11(水)
7月11日(水)、大井競馬場11Rで行われた交流重賞・第20回ジャパンダートダービー(Jpn1)(3歳 定量 1着賞金4500万円 ダート2000m)は、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ルヴァンスレーヴ(牡3、美浦・萩原厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:05.8(良)。
2着に1馬身半差で4番人気・オメガパフューム(牡3、栗東・安田翔厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・グレートタイム(牡3、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。
ルヴァンスレーヴはやや立ち遅れて後方からの競馬。ハナを切ったのはテーオーエナジー。リコーワルサー、クリスタルシルバーが2~3番手に付け、オメガパフューム、ドンフォルティス、グレートタイムは中団、ルヴァンスレーヴはそれらの動きをじっくり見ながら後方を進む。逃げるテーオーエナジーにリコーワルサーが並びかけて直線へ。
テイオーエナジーがリコーワルサーを振り切って粘り込みをはかるが、外からアッという間にルヴァンスレーヴが襲いかかり並ぶ間もなく交わして先頭。そのまま一気にゴールを突き抜けた。
勝ったルヴァンスレーヴは、2歳時の全日本2歳優駿、前走のユニコーンSに続く重賞3勝目。年明け初戦の伏竜Sではドンフォルティスに先着を許して初黒星を喫したが、前走のユニコーンSを3馬身半差の快勝。この大一番も序盤は後方からの競馬を強いられながら、徐々にポジションを上げ、直線では他馬と全く違う脚色で差し切り勝ち。世代王者を称号を不動のものとした。
馬主は株式会社G1レーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「風立ちぬ(仏)」。
【M.デムーロ騎手のコメント】
「初めて乗った時に能力を感じたが、今日も素晴らしい脚でした。何でもできて、距離も対応できる。まだ体ができていなくて緩いところもあるが、頭が良くて、気持ちも負けない馬です。もっと大きく、力も付いてくると思います。いつも暖かく応援してもらって本当に嬉しいです。アリガトウゴザイマシタ!」
- ルヴァンスレーヴ
- (牡3、美浦・萩原厩舎)
- 父:シンボリクリスエス
- 母:マエストラーレ
- 母父:ネオユニヴァース
- 通算成績:6戦5勝
- 重賞勝利:
- 18年ジャパンダートD(Jpn1)
- 18年ユニコーンS(G3)
- 17年全日本2歳優駿(Jpn1)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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