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アーモンドアイ ルメール騎手・国枝栄調教師・米本代表のコメント
2018/10/14(日)
●10月14日(日) 4回京都5日目11R 第23回 秋華賞(G1)(芝2000m)
【クリストフ・ルメール騎手】「先生が言った通り、今日の仕上がりは80パーセントくらいだと思います。休み明けの馬がトップコンディションに届くには時間がかかりますし、今日の彼女は絶対にトップコンディションではありませんでした。
京都の2000はトリッキーなトラックなので好走するにはすごく良いコンディションが必要ですし、今日も逃げ馬が2着になったように、勝つためには素晴らしい能力が必要になります。春シーズンとは大きな変わりはありません。
少し筋肉は増えたかと思いますが、レースのときは変化を感じませんでした。これから更に強くなるか?と言われても、もう強いです(笑)。反応が速くて力強いですし、もっと強くなったら飛べますよ(笑)。
彼女はレベルが高いので、世界のどこでも行けると思います。来年は凱旋門賞がメインターゲットだったら楽しみです。僕はまだ何も決まっていませんから(笑)。今朝まで彼女はプリンセスでしたが、女王に変わりました」
【国枝栄調教師】
「3冠を達成できてホッとしています。オークスから秋華賞に直行しましたが、あれだけ能力がある馬ですし、夏の暑い時期は加減しないと、ということと、気の良い馬なのでぶっつけでも大丈夫だろうということで決めました。
今回の仕上がりは細かいところを考えると、8分か8分ちょっと、という感じだったと思います。オーナーから良い馬を預けていただいて、期待に応えられて嬉しいです。以前に3冠を達成したアパパネのときは、仕上げに苦労するところがありましたし、私自身初めての経験でしたからね。
今回は2回目ですし、馬のレベルに差があるかと思っていたので気は楽でした。やはり私がバタバタしても仕方ありませんし、みんなが一生懸命やってくれていたので、緊張していましたが、それを出さないようにしていました。
秋華賞に向けて牧場から帰ってきたときは480キロくらいで、もう少し絞れるかと思いましたが、絞れませんでした。それでも全てにおいて問題ありませんでしたし、気持ちもちょうど良く調整できていたので良いと思っていました。
レースではプロのクリストフが乗ってくれるので、全部お任せです。今日は外で速く行く馬もいましたし、その後ろで外めにいれば良いと思っていました。まだ少し余裕がありますし、まだこれから良い夢を見させてくれるのではないかと思います。
レースが終わってからは息遣いも良かったですけど、その後は熱中症のような感じでフラフラしていました。この会見の前に様子を見てみたら、歩様も大丈夫だったので問題はないだろうと思います。脚元も問題ないと思いますが、よくチェックしてゆっくり疲れを癒してから次の予定を考えたいと思います。
次のステップの選択肢のひとつとしてジャパンカップもあるかとは思いますが、あくまでも馬本位で決めていこうと思っています」
【有限会社シルクレーシング・米本昌史代表】
「桜花賞、オークスと強いところを見せてくれていましたし、国枝先生がしっかり調整してくださって、ルメール騎手が上手く乗ってくれて、プロがプロらしい仕事をしてくれました。それに感謝したいです。
今日のレースは、4コーナーで前の馬が良い感じだったので届くか不安でしたが、直線の推進を見たら大丈夫だろうと思って安心して応援していました。私自身、このチームに、このような立場で、この馬に関わることができる縁に感謝しています。
牝馬3冠を達成して、次は古馬との戦いがあります。あとは世界にもチャレンジしていきたいと思いますし、その資格もあるのではないかと思っています。今後については、今日のレース振りなどを見て、国枝先生に決めていただきたいですね」
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