【フローラS】3年ぶりに出現!馬券率7割を超える「激レア条件」該当馬

その後オークスを勝った21年3着馬ユーバーレーベン

その後オークスを勝った21年3着馬ユーバーレーベン


4月21日(日)に行われるフローラステークス(G2、東京芝2000m)。来るG1オークスの出走を懸けた前哨戦ですが、気性が難しい牝馬同士のレースとあってイメージするのはやはり「波乱」の2文字。

▼フローラS「人気」別成績
1~3人気[4-5-3-18]複勝率40.0%
4~6人気[4-2-3-21]複勝率30.0%
7~9人気[1-0-2-27]複勝率10.0%
10人気~[1-3-2-73]複勝率 7.6%
(※過去10年)

過去10年における複勝率ではわずかに上位人気勢が上回るものの、勝ち星は下位人気の馬にも分散。また1番人気馬の勝利は18年サトノワルキューレ1頭のみと苦戦を強いられています。

そんなレースとあっては、人気だからと本命を決めるのは少々不安。そこで入念な調査を続けたところ、非常に珍しいながらも好走率の高い「激レア条件」を発見しました。

その条件とは「前走フラワーC」かつ「東京芝で勝利経験」のある馬です!


該当馬[1-2-2-2]複勝率71.4%

21年1着 クールキャット(5人気)
→フラワーC5着(東京新馬1着)

21年3着 ユーバーレーベン(2人気)
→フラワーC3着(東京新馬1着)

20年4着 ショウナンハレルヤ(7人気)
→フラワーC12着(セントポーリア賞1着)

19年2着 シャドウディーヴァ(2人気)
→フラワーC4着(東京未勝利1着)

19年3着 ジョディー(9人気)
→フラワーC5着(赤松賞1着)

18年5着 ファストライフ(12人気)
→フラワーC5着(東京未勝利1着)

15年2着 ディアマイダーリン(1人気)
→フラワーC3着(赤松賞1着)
(※過去10年)

サンプル数は少ないながらも、7頭中5頭が好走。また馬券外に敗れたショウナンハレルヤとファストライフの2頭も、人気薄ながら掲示板へ食い込んでいる点は見逃せません。

これはひとえに適性の違いによるものでしょう。例年フローラSが行われるのは東京開催の初週。一方、フラワーCが行われるのは中山の開催が進んだ4週目です。パワーを要する小回りの馬場で実力を出せなかった馬が、得意とする高速馬場へ戻ることで一変、上位争いに加わっているのだと推測できます。

そんな「激レア条件」ですが今年はなんとカニキュルマルコタージュが該当。2021年以来3年ぶりの複数出現となり、当時の再現で2頭揃って激走するシーンも十分ありそうです!