専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
いよいよ春競馬本番だ!
2017/3/30(木)
どうも!美浦の古川です。
3月末にもかかわらず花冷えが続いていたが、水曜あたりからようやく暖かくなり、自宅周辺の桜もチラホラ咲いていた。トレセンの桜が満開となるのはもう少し後になるが、取材するには一番良い季節。いよいよ春競馬本番だ!
暖かくなって調子を上げてきている馬が多く、本日のトレセン取材でもいい話をたくさん聞けた。先週日曜の「穴ズバッ」ではタイセイエピローグ(牡3、美浦・池上弘厩舎)(中京2R・4番人気)が②着となったが、今週末でも勝ち負けになる情報馬を取り上げるのでご注目あれ!
さて、今週はG1に昇格した大阪杯が行われる。これまでは春の古馬路線では中距離G1がなく、無理に距離を伸ばして天皇賞春を使ったり、マイルまで距離短縮して安田記念を使ったり、また宝塚記念まで待ったりと、その適性を持った馬の関係者はローテに頭を悩ましていた。しかし今年は「阪神2000m」というG1が誕生し、その条件を歓迎してなかなかのメンバーが揃った。
人気上位の争いか、またはそれに割って入る伏兵はいるのか、「穴ズバッ」読者の皆さんも週中から楽しみにしていることだろう。私の大阪杯予想は週末恒例の「メガ盛り新聞」で公開するのでお楽しみに。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。