水上学の血統トレジャーハンティング

土曜東京11R 京王杯2歳S(G2)(芝1400m)

◎$本命馬&お宝馬
⑫モーゼス
(牡2、美浦・大江原厩舎、柴田善騎手)
将来性よりも現時点の完成度や、G1の組まれていない特殊な1400mという距離への適性が物を言うレース。もちろんこれらを満たす馬は複数いるのだが、その中から血統背景を考えると、最も魅力を感じるのは⑫モーゼスだ。

全兄が東京でG1(NHKマイルC)を勝ったカレンブラックヒル。また半兄にはレッドアルヴィスもいて、芝1400mに必要なダート適性も母系には抱えていることになる。

さらに、目下先週までに行われた当該コースの全11鞍の内、9勝が父サンデー系、さらにその内5勝がダイワメジャー産駒。新馬戦も馬場差を考えると、時計内容は水準以上だった。

意外と人気が薄く、本命兼お宝馬に推す。

相手上位にはもちろん同じダイワメジャー産駒の⑧レッドラウダ⑱ボールライトニング⑥ヒルダ。そして⑬トウショウドラフタ。押さえで④シャドウアプローチ①レッドカーペット⑰アンナトルテ