- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
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本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
【スプリンターズS】スピード不要の?スプリント王決定戦
2018/9/29(土)
日曜中山11R スプリンターズS(G1)(芝1200m)
◎本命馬 |
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⑫ナックビーナス 牝5、美浦・杉浦厩舎、モレイラ騎手 |
台風の進路にあたる地域の方々は競馬どころではないかもしれない。くれぐれもご用心の上、楽しめる環境にある方は楽しんでいただきたい。なお日曜は、関東地方への台風接近は深夜が見込まれており(※土曜朝の時点。最新の情報はご自身で)、なんとかレースはできるのではないかとみるが、雨は送り込まれる湿気により土曜からずっと降り続いて日曜は大雨になるとのこと。交通機関の影響による開催中止もあり得る。
ただ、あまり神経質に考えても仕方がないので、ここでは、大雨の中の開催を想定し、芝はドタドタの不良とみる。
こうなれば、スピードは問われず、ひたすらパワー重視となるだろう。高速馬場の方が紛れが出そうだったが、酷い不良になると、後方一気では厳しくなり、ある程度の位置につけて、坂でひと足使って押し切るというのが勝ち負けのイメージだ。
前走のような強気な競馬をすることは心配だが、⑫ナックビーナスが最も信頼できそうだ。脚質は先述の通り、かつ中山1200m得意、芝道悪得意のダイワメジャー産駒。高松宮記念も0秒1差で、実質短距離王者寸前の能力は示している。2,3番手から直線抜け出す。
$お宝馬 |
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⑦キャンベルジュニア |
オセアニア血統なので、正直、時計の出る馬場の方が歓迎だったが、父の系統は道悪も悪くない。脚をタメにくい1400mよりは1200mがベターと考える。前走初のスプリント戦となったキーンランドCは初めての流れにシッカリ好位をキープし、直線は勝ち馬には離されたが2着馬とは0秒3の小差。今回は距離慣れ、得意の中山でチャンス増大。ネックは57キロだが・・・。
相手上位は⑧ファインニードル、⑩レッツゴードンキ、押さえで⑭ラッキーバブルズ、⑤アレスバローズ、⑮ムーンクエイク。
なお、大雨想定の予想はこのように何とか立てられるが、もし暴風まで伴ったら、展開や位置取りが全てのガラポンレースとなり、レース時の風向が大きく結果を左右しそう。せっかくのG1だが、その際は、馬が能力通りに走らないレースになることを踏まえた上で、ほどほどの勝負に留めるべきだろう。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。