- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
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本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
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本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
この時期なら若さに注目
2010/6/13(日)
この時期なら若さに注目
2010/6/13
【京都10R CBC賞(GⅢ) 芝1200m】
注目馬 ⑮ダッシャーゴーゴー(牡3、栗東・安田厩舎、古川騎手)
今の競馬はまさに端境期。となれば、実力よりも一層、適性や恩典が結果を左右する。
事実、夏競馬のカギは、能力に劣ることの多い牝馬や、軽斤量に恵まれる3歳馬の扱いをどうするかということになる。
オープンではひと足早く古馬混合がスタートしているが、ここには唯一の3歳馬、⑮ダッシャーゴーゴーが出走してきた。去年のCBC賞でも3歳だったエイシンタイガーが連対しており、軽視できない。52キロなら十分古馬相手に戦うことは可能だ。
距離別に見ると、5月〜7月の古馬混合の芝重賞における3歳馬の成績は、1200m以下で【2-3-3-14】、複勝率は36.4%にハネ上がる(05年以降)。しかも、これらはほとんど人気薄であり、馬券的妙味は十分なのだ。
データだけではなく能力の裏付けもある。今回のダッシャーゴーゴーは直線平坦の方が粘れるタイプで、また目下、今春の京都芝千二で4勝、2着1回と、単体で見れば断然トップの種牡馬成績のサクラバクシンオー産駒でもある。母父はミスワキで、一介のスピード配合ではない。
相手筆頭は同じサクラバクシンオー×ミスプロ系の配合②サンダルフォン。そして⑨シンボリグラン、⑧ワンカラット、⑦ベストロケーション、⑫アポロフェニックス、⑱カノヤザクラ、⑥ヘッドライナー。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。