トピックスTopics
【4回京都】シンハライト…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/10/6(火)
シンハライト(牝2、栗東・石坂厩舎)
父:ディープインパクト
母:シンハリーズ
母父:Singspiel
稀代のスーパーホースであり、スタリオン入りしてからも日本競馬を牽引するディープインパクトが父。現3歳ではショウナンアデラ(阪神JF)、ダノンプラチナ(朝日杯FS)、ミッキークイーン(オークス)がG1のタイトルを奪取している。この世代も早速、ブランボヌール(函館2歳S)が重賞ウイナーに。来春のクラシックへも大挙して臨むこととなろう。
母はイギリスに生まれ、アメリカのターフ(デルマーオークス)でG1勝ちを成し遂げたシンハリーズ(その父シングスピール、英1勝、米2勝)。同馬の兄姉にアダムスピーク(ラジオNIKKEI杯2歳S)、リラヴァティ(現3勝、福島牝馬S2着)、アダムスブリッジ(2勝)がいる。キャロットクラブにて総額4400万円で募集された。
ノーザンファーム早来でスムーズにペースアップ。7月10日、函館競馬場に入厩した。22日のゲート試験にパスすると、NFしがらきに移って乗り込みを進めた。9月3日に栗東へ。あえてタイムは求めていなくても、坂路で軽快な動きを披露している。小柄なスタイルながらフットワークはしなやか。芝で非凡な切れ味を発揮しそうな予感がする。
10月10日(土)、京都の牝馬限定・芝1600mに臨む。追い切りにも跨り、乗り味の良さを絶賛している池添謙一騎手で。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/6/2(日) 【安田記念】浪漫は海を飛び越えて!香港の英雄ロマンチックウォリアーが堂々優勝
- 2024/6/2(日) 【東京ダービー】サトノエピックは初の大井も大丈夫!指揮官が語る見通し
- 2024/6/2(日) 【エプソムC】出走馬格付けバトル!レーベンスティールを抑えて総合1位に輝いた上がり馬
- 2024/6/1(土) 【鳴尾記念】見せた復活の末脚!ヨーホーレイクが約2年5か月ぶりに勝利
- 2024/6/2(日) 【安田記念】勝負付けは済んでいない!元ジョッキーが選ぶベストマイラーはこの馬!
- 2024/6/2(日) 【安田記念】当日の天候次第で急浮上!「絶好ポジション」から抜け出す馬場不問の1頭
- 2024/6/1(土) 【安田記念】今年は1頭だけ!22・23年連覇ソングラインも該当した逆転候補
- 2024/5/31(金) 横山典弘Jのカッコいい話。【高田潤コラム】