直線突き放しクイーンズリングが快勝…中山新馬

12月21日(日)、4回中山6日目6Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、G.ブノワ騎手騎乗の3番人気・クイーンズリング(牝2、栗東・吉村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:53.5(稍重)。

2着には2馬身半差で1番人気・クインズラピス(牡2、美浦・田村厩舎)、3着には4馬身差で5番人気・グリーンゼファー(牝2、栗東・牧田厩舎)が続いて入線した。

好ダッシュを決めたスカイナイトがハナを主張し、クイーンズリング、フレンドリーアロー、コスモワカツキなどが追走。道中ではスカイナイト、クイーンズリングの2頭がレースを引っ張り、馬群は縦長の展開に。人気のクインズラピスは中団待機から徐々にペースを上げる。直線を向くとスカイナイトは失速し、先頭に立ったクイーンズリングが後続を一気に突き放す。クインズラピスが一気の末脚で追い込むも届かず、クイーンズリングがそのまま押し切った。

勝ったクイーンズリングは母アクアリングの初仔で、近親には現役オープン馬のテイエムタイホーなどがいる血統。
馬主は吉田哲哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「マンハッタンの隣にある地名+母系より」。

1着 クイーンズリング(G・ブノワ騎手)
「能力が高いね。スタートが速かったし、このスローペースでもしっかり折り合い、ラストでもいい脚を使えた。とても乗りやすく、楽に勝てたよ」

3着 グリーンゼファー(大野騎手)
「馬群のなかでも落ち着いて走れました。直線で加速し、最後の最後によく伸びています。もっときれいな馬場が向いていますし、これを使って良くなるはずです」

4着 ディープフォレスト(三浦騎手)
「センスは上々。まだ緩さがあり、これから良くなるよ」

5着 レッドアイヴァー(田中勝騎手)
「終いだけの競馬。追い出しての反応は良かったし、このスローペースでもしゅっと伸びた。いい決め手を持っている」

12着 コスモパープル(松岡騎手)
「前半の走りは良かった。でも、追走に余裕がなかったね。これから力を付けていくだろう」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

クイーンズリング
(牝2、栗東・吉村厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:アクアリング
母父:Anabaa

クイーンズリンク

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