【オークス】春のG1予想7戦6勝!ブエナビスタで勝ったアンカツが語る「ステレンボッシュ評」

09年オークスをブエナビスタで勝った安藤勝己さん

09年オークスをブエナビスタで勝った安藤勝己さん


ここまで春のG1予想7戦6勝!

X(旧Twitter)、YouTubeなどで話題沸騰中の「アンカツ」こと安藤勝己さんが、優駿牝馬(G1、東京芝2400m)を元ジョッキーの視点から鋭く予想します。

アンカツさんは2009年に名牝ブエナビスタに騎乗してオークスを勝利。今回も実際に勝った経験を踏まえて分析してもらいました!

☆ポイント☆
  • ブエナビスタとステレンボッシュの決定的な違い

何と言っても今年の注目はオレが乗ってオークスを勝ったブエナビスタと同じく、4枠7番に入ったステレンボッシュやね。

以前にも何度かYouTube動画で話したとおり、あの日の芝は真ん中くらいを走った馬しか来とらん馬場やった。当初は走りやすい場所を通ろうと思っとったけど、他の馬に先に入られて厳しい形になってもうた。

あの日の馬場で後方から外を回って差し切ったのはブエナビスタだけやで、いま振り返っても下手に乗ったと思っとる。あれはホンマ馬に勝たせてもらったレースやわ。

話を今年のオークスに戻すと、現時点でステレンボッシュがブエナビスタ級かと問われれば、そこまでの領域には達してないやろ。桜花賞もモレイラの腕があっての勝利やった。

そうは言っても例年オークスの主役になるのが桜花賞馬。レースは上手いし、距離が延びるのも問題ないタイプやで、勝負の手綱を託された(戸崎)ケイタが当時のオレみたいな競馬でもせん限り(苦笑)、大崩れは考えにくいと違うか。

ステレンボッシュに続くのが(武)ユタカちゃんが乗るスウィープフィートあたりか。桜花賞4着やし無視はできんが1200mでデビューした馬やし、ここに至るまでの過程が気に入らん。ステレンボッシュを逆転できる可能性があるとしたら、当初からオークスを目標にしとった「長距離志向の別路線組」やろね。

その中でもオレが個人的に狙っとるんが、【アンカツG1予想】で☆(◎○▲以外で勝てる可能性がある穴馬)を打った逆転候補や。

ここに来ての上昇度は目を見張るものがある。それなのに今年のメンバーは粒揃いのせいか、まだファンに能力がバレとらんみたいやな。これまでと全く違った形で強い競馬をした前走の内容から、ジョッキーも秘かに1発を狙っとるんやないか。

春のG1予想7戦6勝!絶好調アンカツさんのオークス最終結論は、【アンカツG1予想】で公開中です!

(元JRA騎手)