【チューリップ賞】またまた関東馬!ココロノアイ重賞2勝目

3月7日(土)、1回阪神3日目11Rで第22回チューリップ賞(G3)(芝1600m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の5番人気・ココロノアイ(牝3、美浦・尾関厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.7(重)。

2着には1馬身1/4差で7番人気・アンドリエッテ(牝3、栗東・牧田厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智厩舎)が続いて入線した。
なお、3着までの馬には4月12日(日)に行われる桜花賞(G1)の優先出走権が与えられる。
1番人気に支持されたクルミナル(牝3、栗東・須貝尚厩舎)は11着に敗れた。

各馬好スタートを切るもハナに立ったのはウインソワレ。しかし、先行争いは激しくなり、隊列は落ち着かない。3コーナーに入るとレッツゴードンキ、ブチコらがレースの主導権を握る。各馬一団のまま直線へ。レッツゴードンキが粘りを見せるも伸び切れない。代わりに中団から脚を伸ばしてきたのはココロノアイ。一気に交わし切ると、そのまま最先着を果たした。2着には直線で外に持ち出し上がり最速を記録したアンドリエッテが食い込んだ。

勝ったココロノアイはアルテミスSに続き重賞2勝目。母系には1987年に牝馬二冠を達成したマックスビューティがおり、クラシックではそれに続く活躍が期待される。今回は関東馬として唯一の参戦となっていたが見事に優勝。これで関東からは昨年の2歳女王ショウナンアデラを筆頭に、フェアリーS優勝のノットフォーマル、牡馬相手にきさらぎ賞を制したルージュバック、クイーンCの勝ち馬キャットコイン、そしてココロノアイと牝馬路線を席巻。本番での争いが早くも楽しみだ。
馬主は有限会社酒井牧場、生産者は浦河町の酒井牧場。馬名の意味由来は「心の愛」。

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ココロノアイ
(牝3、美浦・尾関厩舎)
父:ステイゴールド
母:ビューティソング
母父:デインヒル
通算成績:5戦3勝
重賞勝利:
15年チューリップ賞(G3)
14年アルテミスS(G3)

ココロノアイ

ココロノアイ

ココロノアイ

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