【POG】伏兵マイネルバサラが人気馬をなで斬り!…東京新馬

6月21日(日)、3回東京6日目6Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の11番人気・マイネルバサラ(牡2、美浦・松山将厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.6(稍重)。

2着には半馬身差で5番人気・ノーフォロワー(牡2、美浦・土田厩舎)、3着には1馬身差で1番人気・クリムゾンバローズ(牡2、美浦・尾形和厩舎)が続いて入線した。

ノーフォロワーが好スタートを決めるが、最内から人気のクリムゾンバローズが先手を主張。その後ろにノーフォロワー、サンジーニアス、トウショウシェルが続き、この4頭が後続を離してレースを引っ張る。グレートヒットは先団に食い付こうとするも付いて行けず、ジュンザワールド、マイネルバサラとともに中団を追走。
縦長の展開のまま、クリムゾンバローズが先頭で直線へ。坂を上がってスパートするも、ノーフォロワーがラスト1ハロンで力強く先頭に立ち、そのまま振り切るかに見えたが、離れた中団から末脚を爆発させたマイネルバサラが前を飲み込んで鮮やかな差し切り勝ちを決めた。

勝ったマイネルバサラはダートの活躍馬を多く輩出しているシスターミニスター産駒で、この世代初勝利。近親に目立った活躍馬はいないが、この馬がどれだけ成長していくか注目される。

馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠町の浜口牧場。馬名の意味由来は「冠名+婆娑羅。遠慮なく勝手に振る舞うという意味」。

1着 マイネルバサラ(柴田大騎手)
「調教では前向きすぎるくらいでしたが、道中は砂を被って躊躇していました。ただ、息が入り、脚がたまりました。外へ出したら、一気に伸びましたよ。びっくりです。前が飛ばす展開にも恵まれたとはいっても、想像以上に能力がありますね」

2着 ノーフォロワー(吉田豊騎手)
「厳しい流れ。3コーナーすぎで来られ、引くに引けなかった。よくがんばっているが、長い直線が堪えたね」

5着 ナンヨーファミユ(福永騎手)
「もう少し前へ行けると思った。新馬にしてはペースが速く、追走も楽ではなかったね。でも、終いは伸びている。身のこなしがいいよ。距離は延びても大丈夫」

6着 サンジーニアス(田中勝騎手)
「道中はいい感じだった。流れが速く、苦しくなったけど、最後までよくがんばっているよ」

7着 グレートヒット(内田博騎手)
「ペースが速かった。終いを温存させるように乗ったんだ。結果は出なかったけど、いい経験になったと思うよ」

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マイネルバサラ
(牡2、美浦・松山将厩舎)
父:シニスターミニスター
母:サザンレイスター
母父:サザンヘイロー

マイネルバサラ

マイネルバサラ

マイネルバサラ

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