【POG】トリオンフがロスなく立ち回って差し切り勝ち…函館新馬

トリオンフ

7月17日(日)、2回函館4日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の4番人気・トリオンフ(牡2、栗東・須貝尚厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.4(稍重)。

2着には3/4馬身差で1番人気・ボナパルト(牡2、栗東・庄野厩舎)、3着には1馬身差で2番人気・マジカルスペル(牡2、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

1番人気のボナパルトが積極的にハナを主張して最初のコーナーへ。マジカルスペル、ペイシャフローレス、トリオンフと人気上位が先団を固め、新馬戦らしく、ゆったりとした流れでレースは進む。
先の4頭にプラチナヴォイスが加わって5頭が一団で直線に入ると、逃げたボナパルトが抜け出しを図る。しかし、インで脚を溜めていたトリオンフがボナパルトとマジカルスペルの間を割って出て先頭。内でボナパルトが懸命に食らい付くが、その追撃を振り切ってトリオンフがデビュー勝ちを決めた。

勝ったトリオンフは、昨年の北海道サマーセールにて864万円で落札。母のメジロトンキニーズは2006年のダイヤモンドS2着馬で、近親に重賞2勝を挙げ、天皇賞(春)、宝塚記念で2着に入ったメジロトーマスや函館記念を勝ったメジロマーシャスがいるメジロ牧場ゆかりのスタミナに溢れた血統。1800mのデビュー戦を渋太い脚で勝ったレースぶりからも長い目で見たい1頭だ。
馬主は株式会社KTレーシング、生産者は洞爺湖町のレイクヴィラファーム。馬名の意味由来は「凱旋(仏)」。

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トリオンフ
(牡2、栗東・須貝尚厩舎)
父:タートルボウル
母:メジロトンキニーズ
母父:ダンスインザダーク

トリオンフ

トリオンフ

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